みなさま毎度
本日豊中は朝から大雨でした・・・
いよいよ10月ですね
大好きな金木犀の季節・・・でも、こんなに月日が経つのが早いとなんだかさみしい気持ちになっちゃいます
若い頃は・・・20代半ばくらいまでかな、月日の経つのがどーのこーのなんて思わなかったと思いませんか
今日は昨日の続きで明日は今日の続きで・・・と信じて疑わなかったあの頃。
いつまでもいつまでも自分は歳をとらず、周囲も変わらない・・・と思っていたのに・・・
気がつけば、ちょっとしたことに「もののあはれ(物の哀れ)」を感じるようなお年頃
えーと・・・フェアも無事終了したし、今だから言えることを書いちゃおうかなあと思います
実はワタクシめ、9/18の月曜日、足の裏を5針縫う怪我をしちゃったんですよォォ
先に言っておきますが、すでに抜糸も終わり、痛みもほとんどございません
18日と言ったら、店舗フェアがまだあと二日残っており、20日当日からはウェブでの大フェアも始まるというとってもとっても忙しく大事な時っ
こんな時に怪我なんかしちゃってアタシってなんてアホちんなんだろう
18日月曜日は定休日。その日は朝から仕入れに出ておりました。
帰ったらすぐに在庫確認やイマンからの荷物の荷解きなどやらなければいけないことが山ほどありました。
帰ってきたのが5時すぎくらいだったかな、遅くなったので慌ててドアを開け、
お店に飛び込んだ瞬間
割れた陶器の欠片を足の裏で踏みつけてしまったのです・・・
まさに、「グサッ」てな感じでした。
あっ
しまった
と一瞬思ったのですが、その時は、大丈夫、落ち着け、
慌てるな(慌ててたから踏んだのにさ)、と自分に言い聞かせました。
痛みはそれほど感じませんでしたし、バンソウコウでも貼っておけばいいだろう、くらいに・・・つまり大したことないと思ったのですが・・・
みるみるうちに患部から出血を始め、あれよあれよという間に床が血だらけに
なっていくではありませんか・・・
そこらへんにあったタオルを引っつかみ、患部に当てると、みるみるうちにタオルが真っ赤に染まっていきます。
あまりに酷い出血に、これはちょっとヤバいかも・・・と思った瞬間、吐き気に襲われ、床にぶっ倒れてしまいました。
そうなんです・・・わたし、他人の血はなんとも思わないのに自分の血はだめだったのです・・・
そうしている間にもどんどん血が流れてくる・・・いまや周囲は血の海・・・
これは失血死してしまうのではなかろうか
本気でそう思ったとき、怖くなりました・・・
の前に、「明日から仕事はどうなるんやろ」とまず仕事のことを思いました。
家には誰もいない。わたしひとり。上にルウルウさんがいるだけ。
すでに立ち上がることができなくなっていたわたしめ・・・這いつくばって何とか電話までいき、ダーに電話をかけるが出ない。
その後、震える手で「119」をダイヤル(後で見たら電話は血で染まっていました)。
「どうしましたか?」
受話器の向こうで男性が尋ねます。
「足を切りました」
「どちらの足ですか?」
「えーとえーと・・・」確か片足だったはずなのに両足が血だらけで、しかも動揺しているためどちらの足かわかんなくなってしまったのです。
「何で切りましたか?」
吐き気が酷くて応えられませんっっ
「名前と住所は?落ち着いてくださいね、もう救急車がそちらに向かっていますから」
何とか住所と名前を告げることはできたのですが、そのまま受話器を落としてしまいました。
あっという間に救急車がやってきて、隊員の方三名が中へ入ってきました。
その時すでに顔面蒼白、吐き気でまったく動けない。麻痺しているのか痛みは感じられません。
すぐに応急処置をしてもらい(切ったのは右足でした)、血圧を測ると「40-60」
「血圧低いな。もともと低いんですか?」
「ええ、もともと低いのですが血を見たから・・・」
「出血は多いけど大丈夫。これくらいで死んだりしません」の一言で何となく安心。
びっくりして集まってきたご近所さんの目を気にしつつも、救急車に乗っかり病院へ・・・
(帰ってきたら心配してくださったご近所の方々にやさしいお言葉かけていただき
まして・・・お騒がせしまして本当にスミマセン・・・)
病院では女性医師より、「ああ、深く切ってますね。5針くらい縫わないと」
「ええっ!5針・・・」
「縫ったほうが早く治りますからね」
有無を言わせず患部消毒。ギャャ~しみるぅぅ
とのけぞるアタシ。
「麻酔打ちます。注射痛いけど我慢してね」ああっっっっ痛いっっ
しかし麻酔より痛かったのは最初の一針
歯医者でもないのに左手挙げて「スミマセンっ、痛いっ!」と泣くアタシ。
「足の裏は麻酔が効きにくいんです。だから我慢してくださいネ」
ええーっ、それじゃあ麻酔効くまで待ってよォォ
二針目からは麻酔が効きはじめましたが、あの一針は本当に地獄でした。針を刺す痛みがダイレクトに伝わってきたもん。
無事5針縫い、タクシーで帰宅。痛む足引きずりながら血だらけになった店内を掃除し、情けなさに涙こぼれる・・・
傷自体は大きなものではなかったのですが、その後三日間は、痛みが酷く、びっこを引いて歩くことしかできませんでした。
フェア中に加え、発送のお荷物が山ほどあったので、ゼッタイに休むわけにはいきません。もちろん、休む気なんてさらさらありません。
実家の母たちにも手伝いに来てもらい、痛みも忘れて必死で作業。
しかし、火曜日・水曜日・木曜日にご来店いただいたお客様には無様な格好を見られてしまいました・・・
怪我をしたのは完全に自分の不注意ですし、こんな時期に・・・と思うと情けないやら悔しいやらで大変でしたが、
何よりわたしのハートを傷つけたのは・・・ヒールが履けず、ダサい運動靴を履かなければならないことでした
わたしは、仕事場以外では、10センチのピンヒール以外履きませんので
運動靴なんて持っていません。そこで、薬局で治療用の靴を買ったわけですが
これがわたしのちゃちなプライドを傷つけましたのさ
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これがダサい運動靴だ
これまでピンク(くすんでるけど)を選ぶのが何だか悲しい・・・
わたしの定番ディアマンテの10センチヒールと並べるとそのダサさがお分かりいただけるであろう。
くすんだピンク(それでもピンクだ)の運動靴を履きながら、わたしはつぶやく。
「こんなのアタシじゃないっ。こんなダサい運動靴を履くアタシなんてアタシじゃないっ
」
本気で涙をこぼして言い放つわたしに、「そんなことどーだっていいじゃん・・・」と、母も、ダーも完全脱力・・・。
4日もすると、痛みは引いていき、「荒治療に挑む!」と宣言し、
厳禁と言われていた定番ディアマンテの10センチヒールに無理やり足の裏突っ込み、動き回りました。
仕事も一切休まず、人との約束もキャンセルせず、痛み堪えて10センチヒールに願をかけた・・・
すると
回復がめちゃくちゃ早かった(気がする)。
わたしはいつも思うのですが、これくらいの怪我なら(程度にもよりますョ)、
痛い、痛い、と休んでいるより、無理にでも動き回っていたほうが治りが早いのです。
荒治療は心の治療でもあるのです
(と、意味不明なことを熱く語るアタシ)
そして先週の木曜日にめでたく抜糸
傷は残ってしまったけれど、足の裏だから問題なし
みなさま・・・忙しいときほど慎重に・・・
(わたしが言っても説得力はありませんがネ
)
余談ですが、わたしのハートを傷つけた運動靴は、ルウルウさんのお散歩時に
大活躍してくれています・・・(買ってよかった
)
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本日豊中は朝から大雨でした・・・
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いよいよ10月ですね
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大好きな金木犀の季節・・・でも、こんなに月日が経つのが早いとなんだかさみしい気持ちになっちゃいます
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若い頃は・・・20代半ばくらいまでかな、月日の経つのがどーのこーのなんて思わなかったと思いませんか
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今日は昨日の続きで明日は今日の続きで・・・と信じて疑わなかったあの頃。
いつまでもいつまでも自分は歳をとらず、周囲も変わらない・・・と思っていたのに・・・
気がつけば、ちょっとしたことに「もののあはれ(物の哀れ)」を感じるようなお年頃
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えーと・・・フェアも無事終了したし、今だから言えることを書いちゃおうかなあと思います
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実はワタクシめ、9/18の月曜日、足の裏を5針縫う怪我をしちゃったんですよォォ
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先に言っておきますが、すでに抜糸も終わり、痛みもほとんどございません
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18日と言ったら、店舗フェアがまだあと二日残っており、20日当日からはウェブでの大フェアも始まるというとってもとっても忙しく大事な時っ
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こんな時に怪我なんかしちゃってアタシってなんてアホちんなんだろう
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18日月曜日は定休日。その日は朝から仕入れに出ておりました。
帰ったらすぐに在庫確認やイマンからの荷物の荷解きなどやらなければいけないことが山ほどありました。
帰ってきたのが5時すぎくらいだったかな、遅くなったので慌ててドアを開け、
お店に飛び込んだ瞬間
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まさに、「グサッ」てな感じでした。
あっ
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慌てるな(慌ててたから踏んだのにさ)、と自分に言い聞かせました。
痛みはそれほど感じませんでしたし、バンソウコウでも貼っておけばいいだろう、くらいに・・・つまり大したことないと思ったのですが・・・
みるみるうちに患部から出血を始め、あれよあれよという間に床が血だらけに
なっていくではありませんか・・・
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そこらへんにあったタオルを引っつかみ、患部に当てると、みるみるうちにタオルが真っ赤に染まっていきます。
あまりに酷い出血に、これはちょっとヤバいかも・・・と思った瞬間、吐き気に襲われ、床にぶっ倒れてしまいました。
そうなんです・・・わたし、他人の血はなんとも思わないのに自分の血はだめだったのです・・・
そうしている間にもどんどん血が流れてくる・・・いまや周囲は血の海・・・
これは失血死してしまうのではなかろうか
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の前に、「明日から仕事はどうなるんやろ」とまず仕事のことを思いました。
家には誰もいない。わたしひとり。上にルウルウさんがいるだけ。
すでに立ち上がることができなくなっていたわたしめ・・・這いつくばって何とか電話までいき、ダーに電話をかけるが出ない。
その後、震える手で「119」をダイヤル(後で見たら電話は血で染まっていました)。
「どうしましたか?」
受話器の向こうで男性が尋ねます。
「足を切りました」
「どちらの足ですか?」
「えーとえーと・・・」確か片足だったはずなのに両足が血だらけで、しかも動揺しているためどちらの足かわかんなくなってしまったのです。
「何で切りましたか?」
吐き気が酷くて応えられませんっっ
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何とか住所と名前を告げることはできたのですが、そのまま受話器を落としてしまいました。
あっという間に救急車がやってきて、隊員の方三名が中へ入ってきました。
その時すでに顔面蒼白、吐き気でまったく動けない。麻痺しているのか痛みは感じられません。
すぐに応急処置をしてもらい(切ったのは右足でした)、血圧を測ると「40-60」
「血圧低いな。もともと低いんですか?」
「ええ、もともと低いのですが血を見たから・・・」
「出血は多いけど大丈夫。これくらいで死んだりしません」の一言で何となく安心。
びっくりして集まってきたご近所さんの目を気にしつつも、救急車に乗っかり病院へ・・・
(帰ってきたら心配してくださったご近所の方々にやさしいお言葉かけていただき
まして・・・お騒がせしまして本当にスミマセン・・・)
病院では女性医師より、「ああ、深く切ってますね。5針くらい縫わないと」
「ええっ!5針・・・」
「縫ったほうが早く治りますからね」
有無を言わせず患部消毒。ギャャ~しみるぅぅ
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「麻酔打ちます。注射痛いけど我慢してね」ああっっっっ痛いっっ
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しかし麻酔より痛かったのは最初の一針
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歯医者でもないのに左手挙げて「スミマセンっ、痛いっ!」と泣くアタシ。
「足の裏は麻酔が効きにくいんです。だから我慢してくださいネ」
ええーっ、それじゃあ麻酔効くまで待ってよォォ
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二針目からは麻酔が効きはじめましたが、あの一針は本当に地獄でした。針を刺す痛みがダイレクトに伝わってきたもん。
無事5針縫い、タクシーで帰宅。痛む足引きずりながら血だらけになった店内を掃除し、情けなさに涙こぼれる・・・
傷自体は大きなものではなかったのですが、その後三日間は、痛みが酷く、びっこを引いて歩くことしかできませんでした。
フェア中に加え、発送のお荷物が山ほどあったので、ゼッタイに休むわけにはいきません。もちろん、休む気なんてさらさらありません。
実家の母たちにも手伝いに来てもらい、痛みも忘れて必死で作業。
しかし、火曜日・水曜日・木曜日にご来店いただいたお客様には無様な格好を見られてしまいました・・・
怪我をしたのは完全に自分の不注意ですし、こんな時期に・・・と思うと情けないやら悔しいやらで大変でしたが、
何よりわたしのハートを傷つけたのは・・・ヒールが履けず、ダサい運動靴を履かなければならないことでした
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わたしは、仕事場以外では、10センチのピンヒール以外履きませんので
運動靴なんて持っていません。そこで、薬局で治療用の靴を買ったわけですが
これがわたしのちゃちなプライドを傷つけましたのさ
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これがダサい運動靴だ
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わたしの定番ディアマンテの10センチヒールと並べるとそのダサさがお分かりいただけるであろう。
くすんだピンク(それでもピンクだ)の運動靴を履きながら、わたしはつぶやく。
「こんなのアタシじゃないっ。こんなダサい運動靴を履くアタシなんてアタシじゃないっ
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本気で涙をこぼして言い放つわたしに、「そんなことどーだっていいじゃん・・・」と、母も、ダーも完全脱力・・・。
4日もすると、痛みは引いていき、「荒治療に挑む!」と宣言し、
厳禁と言われていた定番ディアマンテの10センチヒールに無理やり足の裏突っ込み、動き回りました。
仕事も一切休まず、人との約束もキャンセルせず、痛み堪えて10センチヒールに願をかけた・・・
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すると
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わたしはいつも思うのですが、これくらいの怪我なら(程度にもよりますョ)、
痛い、痛い、と休んでいるより、無理にでも動き回っていたほうが治りが早いのです。
荒治療は心の治療でもあるのです
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そして先週の木曜日にめでたく抜糸
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傷は残ってしまったけれど、足の裏だから問題なし
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みなさま・・・忙しいときほど慎重に・・・
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(わたしが言っても説得力はありませんがネ
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余談ですが、わたしのハートを傷つけた運動靴は、ルウルウさんのお散歩時に
大活躍してくれています・・・(買ってよかった
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