オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

人体の不思議展&献体について 新作春バッグもご紹介♪

2008-01-27 | 想い
泣くほど寒い毎日ですが、みなさまお変わりございませんでしょうか(*^_^*)

ダイアナのおでかけシリーズ!超人気を頂戴しております。
たっくさん入荷したのにすでに残りわずかです。
わたしも、レジャーシートをのぞいて全アイテム購入しました♪レジャーシートは大人気すぎて買えなかったのです・・・^_^;
フレックス品なので、どうぞお見逃しなく★



先日、お休みをいただき、梅田スカイビルで開催されている「人体の不思議展」に行ってきました。

ダーのがんが発覚してから、人体の不思議に心から興味がわき、ぜひ行きたい・・・と思っていたので、
大好きなSさんをお誘いしていっしょにみてきました。

バージョンアップしながら、何度も開催され、各地を回っているようですから、観にいかれたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

展示会の主旨は・・・

・人体標本といえば医学、特に解剖学という専門分野でしか知り得なかった世界を一般に公開し、人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に理解、実感していただき、またその人体標本が「あなた自身である」ことの共感を得ること。

とのことです。

迷信的な話ではなく、わたし個人は、肉体と心は、本来別物で、常に主役は、わたしたちの心・・・精神・・・魂だと確信していますが(肉体の死はすべての消滅ではない)、
この世にいるときには、肉体なくして、わたしたちの生活はありえません。

小さな血管から大切な臓器まで、ひとつひとつが、神の手(偉大な力)によって創られた、神秘極まるものであることを、実感しました。

この展示会に標本として展示されているのは、すべて本物の遺体で、献体者のものです。
会場で聞いた話によると、一回目の開催では、この展示会を主催している医師がドイツ人だという理由で
ほとんどの標本が、ドイツの献体者のものだったそうですが、今回は、中国の方が多いそうです。

わたしのダーは、ダーの強い意志で、阪大医学部に献体しましたので、そういう意味でも、わたしには、感慨深いものがありました。

標本については、『プラストミック標本』という、
匂いもなく、また弾力性に富み、直に触れて観察でき、常温で半永久的に保存できる画期的な人体標本だそうです。

約180点もの標本の他にも、レオナルド・ダ・ヴィンチの『絵画論』をはじめ、医学解剖と芸術家たちの関わりを知らしめる、
貴重な文献が多数展示されていました。

「人体を的確に表現するためにはそれの内部構造を把握しなければならない」というのが、美術教育の基本だそうですが、
わたしは、これを聞いて、ある話を思い出しました。

世界的に有名な指揮者であり、バリトン歌手でもある佐藤宏之先生をご存知でしょうか。
1967年に武蔵野音楽大学を卒業された佐藤先生は、
1992年1月、第一線で活躍中の演奏家たちによる「つくば室内管絃楽団」を創立。
バッハ作曲「管弦楽組曲」のコンサートに指揮者として初舞台。
1997年 4月6日にはチェコのプラハでのジュネス音楽祭の最終日に
シューベルト作曲「未完成」他の作品でヨーロッパでのオーケストラ指揮者としてのデビュー。
現在、音楽活動の傍ら、歌のトレーニングにより脳を刺激し、引きこもりやうつ、といった症状を回復に導く、
「声楽療法」で、大きな成果を挙げ、専門医らから注目されています。

その佐藤先生と、うちのダーさんは親しくさせていただいていたのですが、
もう10年ほど前のことだそうですが、佐藤先生が突然、犬の声帯を見たい、と仰ったそうです。
ダーは快諾し、佐藤先生は、解剖に立ち会われました。
先述した、「人体を的確に表現するためにはそれの内部構造を把握しなければならない」に通じる音楽家の感性だったようですネ。
すごいなあ・・・(*^_^*)



さて。
この機会に、「献体」について書かせていただこうと思います。
何度も書いていますが、うちのダーの遺体は、ダー本人の生前からの強い強い意志により、大阪大学医学部に献体いたしました。

献体とは、医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供することです。

変死や事件性のある遺体に行う司法解剖とは違い、医学生たちの解剖実習で使われる遺体ですから、
解剖実習時期までは、各大学の医学部に安置されています。
そのため、遺骨の返還は、献体した時期にもよりますが、二、三年後となります。
遺体は、解剖した学生たちの手でねんごろに葬られます(遺族には遺骨の返還のみで、その他には立ち会えません)。

うちの場合は、まず、事前に、阪大の白菊会に会員登録しました。
阪大白菊会によると、事前登録がなくとも献体は可能だそうです。
ただし、登録していたほうが、スムースです。
事前登録がない場合は、文部科学省からの感謝状は受け取れません(ダーもわたしも、感謝状などどうでもよかったのですが、ダーのお母さんに、わたし自身がお渡ししたかったのです)。

献体するためには、本人の強い意志を伝えなければなりませんが、ダーは入院中だったので、わたしが代筆し、その旨を伝えました。
また、登録には、家族二名の同意書が必要です。


ある医師は、「献体の正常解剖の場合は、医学生たちが体のしくみについて学ぶわけだから、全身にがんが拡がっている場合はどうだろか」などと言いましたが、
病気の体でも、感染症でない限り、受け付けてくれます。
白菊会からは「健康な体との比較ができるため、病気の体は大変貴重です」と仰っていただきました。
医師は、適当なことを言わず、もう少しちゃんと学ぶべきです。

何人かの人に
「マキちゃん、先生の遺体を献体なんて・・・辛かったね」と言われましたが、
わたしは、献体すること自体を辛く思うことなど一度もありませんでした・・・
献体は、本人の意志です。その意志に背くことなど、家族だからといって、やってはいけないと思っています。

もちろん、最初、献体登録してほしい、と言われたときは、別の意味で嫌だったんですよ。
ダーが献体を望んでいるということは、ずっと以前から知っていましたが、
そんな話はまだまだ先にしてほしい、と思っていたんですね・・・
まだまだ生きさせようとがんばっているのに、そんなこと言わないでほしい! と(よく考えたら、これはわたしのワガママです^_^;)。

ですからわたしは、登録を伸ばし伸ばしにしてしまいました。

そして9月に入り、そろそろ登録しなければならないかもしれない・・・と思ったとき、
自分でも驚くほど冷静に、登録作業を行うことができました。

わたしはいつも書いていますが、肉体は、魂の抜け殻だと思っています。
逆説的に言えば、肉体は死んでも、魂・・・ダーの意識は生き続けている・・・と確信しています。
わたしたちの本来の姿は、肉体ありき、ではないことを確信しています。

これは迷信や宗教的なことではなく、世界的に著名な科学者たちが、たくさんの論文や書籍で発表しています。
それにも関わらず、なぜわたしたちに浸透してこないかというと、ただ、わたしたちが受け入れないから、というだけのことです。
わたしも以前は受け入れられない、というか、その手のことはほとんど考えないタイプでした。

それでももちろん、愛する人の遺体は・・・抜け殻だとしても、わたしにとって、とってもとっても大切なものです。
がんに侵された臓器でさえ、わたしにとっては、いとおしい、大切な大切なものです。

だけど、遺体や遺骨を、生涯の宝物として自分の手元において置きたいという感覚ではありません。それとはぜんぜん違うんですよね・・・。

もちろん、肉体が恋しいんです・・・
でも、わたしが恋しいのは、生前のダーの肉体で・・・
仕事をしたり、わたしを抱きしめたり、ルウを抱き上げたりしていたダーの肉体で、遺体が恋しいんじゃないんですよね。

わたしには、ダーの愛がある。遺してくれたたくさんの想い、たくさんの愛の言葉がある。
心から愛された、という実感があります。
それで十分というか、それこそが、今のわたしにも、これからのわたしにも、必要なものなんです。

この考え方は、ダーに教わったものです。病気になってからだけじゃなく、それ以前から、
ダーは、「本当に大切なもの」をわたしに教えてくれようとしていました。
それは決して、物質ではなく(肉体も物質です)、心であることを、彼は何かにつけてわたしに教えてくれようとしていました。
当時はわからなかったことでも、今になると、本当によくわかります。
だからわたしは、彼の遺言どおり、遺体に執着することはやめよう、ときっぱり決心しました。

そもそも、ダーが、献体をしよう、と決心したのは、まだわたしに出逢ってもいない、ずいぶん昔のことでした。
当時、T大学の医学部講師をしていたダーの上司が肺がんで亡くなり、同医学部に献体されたそうです。

「ぼくはね、その解剖に立ち会ったんだよ」とダーは言いました。
「上司はものすごいヘビースモーカーだったからね・・・肺が真っ黒だった。
あの肺を見たとき、ぼくは絶対にタバコは吸わない、と思ったね」
「ふうん・・・」
「医学生たちの正常解剖でしょ? どんなふうにすんの?」
「当時は、一遺体を、四人の医学生たちで解剖していたね。とにかくすごいよ。数ヶ月かけて、つま先から頭の先まで、それこそ徹底的に調べ上げるんだ」
「ええっ・・・なんかコワイ・・・」
「怖くなんてないよ。この解剖学習がなければ医者になんてなれないんだから。一番大切な学びなんだよ。
それに、当然だけど、医学生たちはみんな、遺体をものすごく丁寧に丁寧に・・・本当に丁寧に扱ってくれるんだよ。
ぼくは、自分が死んだらかならず献体したい。マキ、覚えていてね」

この会話・・・いつしたんやったかなあ・・・何年も前ですね・・・
まだ病気になる前のこと。

そして、白菊会に会員登録し、その会員証を渡したときのダーのうれしそうな笑顔を忘れられません。
「マキ! 登録してくれたんだ。ありがとう! うれしいよ。これでようやく念願叶う」
「でもまだ死んじゃだめだよ。ただ登録しただけなんだから・・・」わたしが言うと、
「わかってるよ。でも早めにしておかなきゃね」
「うん。あのね、わたしも献体登録するよ」
「ほんと? うれしいなあ・・・マキにわかってもらえたことがうれしい。マキはまだまだ先だけどね。マキがそんなふうに言ってくれることがうれしい」

当然ですが、わたしのように、今は若くて健康体であっても、献体登録は可能です。
病気はもちろん、事故で急死した際など、会員証を持っておくと、スムースです。
だからといって、もちろん、事故で急死したいわけではありません。
わたしの最期には、かならずダーが迎えに来てくれることを知っているので、それまでは、自分の未来を決してあきらめることなく生き続けたい、と思っています。
いずれにしろ、わたしも、死んだら、ダーと同じ、阪大医学部に献体させていただきます。

わたしは、ダーの遺体が、未来の医師を育て上げるために、少しでも役立ってくれることを祈っています。
ダーのかつての着袋(肉体^_^;)が、朽ちてなお、仕事をさせていただけることに、誇りを感じています!

そして日本でも、古い意識・・・偏見を棄て、献体のもつ意味の尊さをもっと多くの人たちに知っていだたければなあ・・・と思っています(*^_^*)

少なくとも、「献体したい」という意志を持つ人に、「やめたほうがいいよ」なんて自分の価値観を押し付けたり、
献体者の遺族に対して「かわいそうに・・・」などと、見当ハズレのことは言わない人でありたいと思っています。
ちなみに、うちの場合は、事前に知らせていなかったにも関わらず、
ダーのおかあさんをはじめ、みなさん、ダーの意志を尊重してくれました。本当に感謝です。




大・大・大人気のRose Partyオリジナルデコレーションバッグ春バージョンの登場です

超~~かわいいんです
写真ではどーしても実物のかわいらしさが表現できません(>_<)



こちらはラブリートート・パールミルクティ
ディアマンテの春令嬢コートとあわせてみました
スプリングコートとあわせて颯爽と持ってください
とってもステキです

やさしいミルクティにほんのりパールがかったこのお色は、ゼッタイかわいい
アイスピンクにもよく合います



オシャレなパールピンク
嫌味のないパール感で、どんなお色のお洋服にもぴったり
すっごくキレイなお色です



こんなにかわいいデコレーションはRose Partyのバッグだけ
チャームがまたすっごくかわいいんです



バッグ本体はとっても軽くて、マチも広く、たーっぷり入ります。
ショッピングにはもちろん、通勤用にもぜひおススメです!



チャームだけでもほしくなっちゃいます
ケイタイにつけるための金具&ひももおつけしますので、ケイタイストラップとしてもお使いいただけます。
他のお手持ちのバッグやポーチにもお付けいただけますので、何だか得した気分ですよね

★1/27訂正いたします。
携帯用のひもは取り外せません。チャームとしてお使いいただく場合は、金具のわっかにリボンを通していただくか、
ひもに直接通してくださいね。



makiの一押し
フリフリレースなレディバッグ
小ぶりで上品パーティ用にもおススメですが、カジュアルな装いに、エレガントなバッグを持つのって
とってもオシャレですよね

チェーンは、二重にも、一重にもできますので、ショルダーポーチとして肩から下げてもかわいい




ワンピにもよく合います

こちらのレースレディバッグは、メーカー定価6300円のバッグを使用していますが、
デコレーションを施して、4725円にて販売いたします
とってもお徳です





左のかわいいチャームをお付けいたします
バッグについているローズとおそろいでお作りしました
もちろん取り外し可能でお手持ちのバッグにもどうぞ
ケイタイ用のストラップをセットさせていただきます

トートもレディバッグも季節を問わず、年中お使いいただけます

★トートバッグは、すぐに完売しない程度の数をご用意しております。
レディバッグは、三点のみです。




超かわいいお花パッチのマフラーもご紹介
春まで着けられるタイプです



首に一巻きするだけで、キュートな雰囲気に

更新をお楽しみに




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