みなさまいつもありがとうございます(*^_^*)
今週は雨ばっかりの大阪です。
お仕事がお休みの方々にとっては残念なお盆休みになっちゃいましたね・・・
うちのルウルウさん14歳、一昨日、歯石除去を行いました。
ワンコの歯石除去は全身麻酔下ですからね、人間の歯石取りのように簡単じゃあございません、14歳ならなおさら!
ただ、多くの方が全身麻酔をおそれて歯石取りを躊躇されますけれども、健康体であれば・・・特に心臓、肝臓、腎臓に異常がなければ・・・高齢でも可能ですの(ただしリスクは高まります。若くても異常があればできません)。
逆に、歯の状態が悪いのをそのままにしておくと、予想をはるかに超える大惨事となります。
ルウルウさんは、10歳まではカリカリ・オンリーでハミガキもしていたので真っ白な美しい歯をしていたんですけれども、その後、手作り食を与えるようになり、ハミガキでは追いつかないほど歯石がたまってきましたの・・・(現在はカリカリに戻しております)。
歯石になってしまうとハミガキくらいでは取れませんよね、それでもトリマーさんにスケラーを使って処置していただくことを続けていたんだけれども、いよいよ追いつかなくなってきて・・・今年の10月か11月に処置をしてもらう計画をたてていたのです(気候的に楽だから)。
でもねー、日曜日に奥の歯茎から出血をしましてね、あー、これは早い方がいいな・・・と判断、翌日には往診に来てもらい、翌々日には麻酔のための検査を行い、センセイもびっくりの健康体だったので決断。やるしかない! やると決めたらごちゃごちゃ言わないっ! 余計な心配してもしょーがない!
もちろん・・・
うちのお客様はワンちゃんを飼っていらっしゃる方がとても多いのでお分かりいただけると思いますけれども、決断までにはそれなりの苦悶がありました、どんなに健康体でも、ワンコの全身麻酔死は約1%の割合で起こるとされていますもの。
でも、最優先すべきはルウに痛かったり苦しかったりつらい思いをさせないこと、これから先も健康で長生きしてもらうことですもの、自分の不安や恐怖で尻込みするわけにはまいりません。しかも、こんなことになったのはわたしのせいなんだもの・・・
まだ、ワンコの歯についての言及はまれだった20年も前から、ダーは、「快適に長生きさせるためにはまずは歯の健康」と飼い主さんたちに伝えていました。執拗に喧伝した、と言っても言いすぎではないくらい。
多くの飼い主さんが「歯ってそんなに大切なんですかあ?」とおっしゃるくらい、口の中のことについて無知と軽視があったころからです。
実際、歯周病が原因で全身状態が悪くなった子(亡くなった子もいる)を数えきれないほどわたしは見てきたのに・・・自分の子も同じ目に遭わせる可能性を高めてしまったなんて・・・ほんとうになんということでしょう、なんというていたらく。心から反省しています・・・もう二度と同じ過ちはおかしません。
歯周病が進むと、食事がとれなくなり、ひどい場合は細菌が全身に回ってさまざまな障害を引き起こし、ついには死に至ります。
歯が痛いのは人間でも死ぬ思いをしますもの、痛くて苦しくて大変ですよね。
ルウルウさんは食事がきちんととれていたのでそこまで進んでいたわけではないけれど、処置をしなければ遅かれ早かれ大変なことになるのは容易に予測がつきました。
決断したなら一日でも早く。ということで木曜日に決定。
朝9時に先生自ら車でお出迎え・・・(うちは往診ですの)。
先生はいつも新聞配達屋さんみたいなバイク(?)に乗って颯爽とやってくるけれど今日は連れて行かなきゃいけないので車。車大好きなルウルウさんは何にも知らず、はりきって出かけてしまった・・・(ルウってトリミングのときでも車に乗り込んだが最後、一度も振り返ることなく行ってしまうの・・・)
急患が入ってスタートが遅れたらしく、麻酔から醒めたと電話が入ったのは予定時間を1時間以上も遅れた午後1時(何度か電話しようとしたけれど先生の邪魔になってはいけないので必死で耐えた!)。
「一時間半の全身麻酔だった」と聞いたときはめまいを起こしかけたわたし。
「でももうほぼ覚醒しているよー」と聞いたときはさっきとは別の意味でめまいを起こしかけたわたし。
前歯は根が浅いので抜歯も大したことはないんですけれども、奥歯を抜かなければならなかったので抜歯後にできた孔の縫合やら何やら細かい作業が目白押しで、こんなにも時間がかかっちゃったみたい。限界に近い時間だったと思われます。
ちなみに、4歳のときにダーが行った歯石取りでは麻酔から処置、覚醒するまで、トータル20分ですみました(たぶんフツーの獣医師なら行わないほどのわずかな歯石だったけれど「歯が命」のダーには見逃せなかったのでしょう)。
先生が細心の注意を払ってくれたこととルウ自身が健康体であったことから夕方には無事帰ってまいりまして、大騒ぎで食事をとるほどの元気っぷり(さすがルウルウさん!)。
それでも、やはり当日ですから、夜中に熱は出るし、呼吸確保のために入れていたチューブが多少喉を傷つけているから違和感があって寝苦しそうだし、とってもとってもかわいそうでした。
今日で処置から丸2日経ちましたけれども、抜歯と喉の違和感はありながらも、食事もしっかりとれて、サンポも行って、ほぼ普段通り、順調に回復しております^m^
大切なのはこれからですね。
もう全身麻酔下での歯石取りはさせたくないので、歯石予防が必須となります。
毎日のハミガキとその他の口腔ケアを組み合わせて歯の健康を堅守します!
*歯ブラシが無理な場合は使い捨てのガーゼを利き手の人差し指に巻きつけ、優しく丁寧に奥歯の裏表を拭く。ついでに優しくゆっくりと歯茎のマッサージ。短時間でも良いし、今日は右、明日は左、でも良いから毎日の習慣に。
ハミガキ後に大げさなほど褒めてあげておやつの一つもあげれば(それを目的に)ハミガキが好きになります。
口腔ケアでかなり画期的なものを見つけたのでしばらく使ってからご報告しますネ。
口の中がきれいであればあるほど寿命は伸びます。逆もまたしかり。
みなさまのワンニャンにもぜひ適切な口腔ケアをしてあげてくださいな。
すでに歯石が多くついている場合(口臭でも判断できる)は歯周炎になっているでしょうからぜひ、信頼のおける獣医師に相談してください。
*大阪、兵庫の方なら先生をご紹介いたします。今回ルウの歯石除去を行った林先生はワンニャンの歯科治療では有名な方です。
最近では無麻酔の歯石取りをしているところも多くあるようですけれども、あれは予防にこそ適しているもので、すでに歯周炎になっている場合の適応ではありません(肝心な歯周ポケットの掃除がぜんぜんできません)。
責任感のある獣医であればこそ、全身麻酔下での歯石除去を薦めるとわたしは思います(もちろんその子の全身状態によってはできない場合もあります、だからこそ予防が大切ですね!)。
今回のことはわたしにとってすっごく大切なことで、だからこそ、事前に他人にあれこれ言いたくなかったんですけれども、さすがに不安もあったので、実家の両親とこまりさまにだけはお話していたんです。
楽観的かつ度胸のあるうちの両親はもちろんのこと、同じように大切な子を持ち、歯科医師でもいらっしゃるこまりさまの適切なアドバイスと励ましにはどれほど救われたことでしょう・・・。
前日も、当日もお忙しい中何度も連絡をくださり、ほんとうにほんとうにうれしかったなあ!
「マキママ頑張れ!
ファイト!
大丈夫だ!
長生きルウちゃん!
守られてるルウちゃん!
歯がきれいになって帰るなんて素敵!
犬も人間も歯が大切!」
当日くださったこのメッセージにはヒジョーに励まされ、ともすると不安と自責で沈みがちな気持ちを奮いたたせてくれました。
特に最後の二行には大笑いさせていただきました! こんなときはユーモアで乗り越えるのがいちばんだと分かっていらっしゃる。
こまりさまほんとうにありがとうございます。こまりさまに何かあったときには(何にもないけれど)わたしもお力になれますように・・・。
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