午睡(おひるね)をした。
その中で春馬に会った。
夢の中では、私は中学生くらいの女の子で
(夢なのでお許しください)
気がついた時には、ふとんの中にもぐって
泣いている。
ふとんはここちよいけど、どの部屋で
寝ているか分からないのがもどかしい。
ようやく伯母の声が聞こえたので「ここはどこ?」「イワサキの部屋だよ」「イワサキの部屋」なんて知らないけど、実家で唯一、個室に近い自分の場所にしていた部屋だ。
ああ、やっぱりイワサキの部屋だったのか……。
ふとんの隙間から覗いて納得した。
泣いて泣いて泣きじゃくっていた。
ずっと、青いシャツを着た春馬が
ふんわり覆ってくれるのを感じていた。
同時に、もうこの世にいないとやっと実感できた。
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そのうち、現実にはいない
セーラー服の姉が帰宅して、その胸に飛びこむ。
「なんや?」
「春馬が、もういないってことが、やっと
わかった……」
「そうか」
姉はなにもかも承知しているようだった。
夢の中の春馬は 青いシャツが似合っていて、
普通の笑顔。
くしゃっと笑った笑顔じゃなくて、
微笑んだ笑顔。
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夢の中で庭に行くと池があり、
昼間、池の小説を書いていたせいかな?
白い犬が池の中から畔に顔だけ出している。
私は話しかける。
「春馬のことが、本当に本当に好きだった……」
白い犬も、なにもかも承知という態度で
じっとしていた。
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~~というわけで夢の中でようやく納得?したのでした。
夢を見て、ほやほやの状態で書きました。
前回の、宇多田ヒカルさんのお母さんのことと
続けて、句読点になる夢を見たのでした。
(文中の「春馬」呼び捨ては夢の中なので
お許しください)
今夜は新月!!
春馬くんの安らかな眠りを祈ろう。