春馬くんが 今までたくさんのファンが
待ち望んだ??? 戦国武将姿で、乗馬姿で現れてくれた!
それだけで、大感激だ。
そして、彼が登場するたび、胸に広がる安心感。
毎日、毎度、見ているお顔に、また会えた!
もはや、この世の人であろうとなかろうと、
作品を観るファンの立場からは
「この方を好き、尊敬!!」には何の変わりもなし!!
*****************
どんな役なのか 知らずに白紙状態で観たのだが、
力強く、それでいて優しく奥深い声音(こわね)を聞き、
稽古なし(!!)という殺陣を観るだけで
憧れがいや増す。
ただ、純白に金色の葵の紋が入った陣羽織は、
プリンスすぎて、かつての大河の亀之丞の井伊谷に
帰還した時の白い直衣姿を彷彿とさせる。
明らかにプリンス感を演出していると見えた。
主人公たちが敵に囲まれ、万事休す!!の時に
「助太刀いたす!」じゃなかった、
「加勢いたす!」って現れるんだもん。
正義の味方そのもの。
★「加勢いたす!!」のシーンは一生、忘れません。
不破くんに撃たれてしまった瞬間さえも
凛々しい静止ポーズ。
痛みをこらえて、主人公に刀をたくす所作や
地面に倒れ込む姿まで、あの土煙、血しぶきの中で
なんと優雅なことか。
これはこれで 正義の味方、元康どのなので
よろしいのでしょうが、最後まで
「いい人」演じちゃったな、感があります。
不破瑠衣くんの時にも書きましたが、
春馬くんは、ヒール役に憧れていて、十分、
できる人だったと思うので、ヒール役や汚れ役が
できなかったことを残念に思う。
★何故、いい人役ばかりではダメなのか?
そのうち書きましょう。
肝心の、マッケンと春馬くんがふたりで話すシーンまで
何も言う必要は無いと思うので、割愛。
ラストは、よくあるパターンっちゃ、パターンで
よくまとまってました。
全てを知って、蒼くんを信じた 本多さんは
影のように付き従ってえらいなあ、と
思ったのでした。(とりあえず・終)
感想の書き応えのある映画に、久しぶりに出会った気がする。
(書けているかどうかは別ですが)
(舞台感想は別)
春馬氏が、こういう映画に出演するのを待っていた。
今までの出演作は、私にとって平和で静かすぎる作品ばかりで
物足りなかったからだ(単なる好みです。すみません)
冒頭のゾンビのような、不破さんの手下の野武士らが
暴れまわるシーンも「あずみ」上戸彩ちゃん主演で
ひとりで400人斬り!!や、
「GANTZ」(嵐の二ノ宮くんや、松山ケンイチ氏出演)の、
少しむごたらしいシーンもレビューを書いてきたので
胸おどるくらいなシーンでした。
(スプラッタ好きではないけど)
しかし、実際、戦国時代にはああいうことが行われていた
ことを、説明したシーンなのでしょう。
取った首級(くび)の数で褒美が決められたのですから。
★最初、高校生がタイムスリップする話と聞いて、
「また、タイムスリップものか・・・」と、
あんまり期待していなかった。
春馬くんがどんな役をして~~とまでも考えなかった。
彼が主役でなかったからである。
しかし、いざ公開されて何回か鑑賞しているうちに
これは、細部までよく作られた作品だということが
分かってきた。
★出演者の演技もしかり。
高校生代表の三人は言うに及ばず、人質を助けに向かった
二十数人と知らせにきたひとり。
主役を演じた マッケンくんの演技を観るのは
初めてだったが、さすがの運動神経!!
あの乱闘シーンの中でジャンプして弓矢を引いてみせる。
精神的にも二日ほどで、大きく成長!!
元康(春馬くん)の尽力あってのことなのだな、としみじみ。
後半、矢を背負ったマッケンくんはロビンフッドのように
見えて、リーダーになりきってましたね。
★その2に、続く。