エッセイみたいかな?
親戚が転居することになった。
娘っちに話していると、
「何かあったら、泊まらせてもらえばええやん」
と、気軽に言う。
「何かあったらって?」
「LIVEとか」
「……」
言葉につまる。
ああ、人とはそういうもの。
自分のことを中心に考えてしまうのだ。
三浦春馬くん、一筋だった私が、
誰のLIVEへ行くというのか?
「だって、もう生き返って来はらへんやん……」
軽い言葉で返事したが、
「春馬くんはもういない」と
いうことを、改めて感じた瞬間でした。
娘っちも「ハッ」としたかも?
彼女に悪気はないのは、よく分かっています。
最近の新緑の美しさを見ていると、
すべては夢だったような気がします。
どんなに悲しいことが起こっても、
空は美しく晴れ渡るし、
町は生活していくのです。
それは何度も経験ずみ。
その後、彼の楽曲を聴いて しばらく
酔いしれた。