遠(かなた)の世界

小説出版のご案内、徒然ポエム、たまには短編小説。エッセイ。

三浦春馬氏に捧げる 存在する場所

2021-07-24 22:21:18 | 三浦春馬
 
どこまで行っても、どこを彷徨っても、
彼の姿はない……
銀河じゅうどこにも、彼はいないのだ。
 
 
よく分かっている。
でも、いちばん身近なところに。
いえ、自らの心の中にちゃんと
居ることを知っている。
 
 
 
内側から彼の鼓動や視線を感じ、
彼の声を聞くことができる。
もう彼はどこにも行かない。
愛するひとりひとりの内側に
しっかりと存在している。
 
 
だから、長い道のりを歩いて 
行けるのだ……
 
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三浦春馬氏 一周忌を過ぎて。

2021-07-23 09:19:36 | 三浦春馬

心がわき踊る作品、じんわりくる作品、
ハラハラする作品などは、たっぷり思い出が
残っています。


でも、突然消えるようにいなくなった
別れ故に、彼は充分、頑張り尽くしたのだ、
苦しみから解放されて楽になったのだ、
いや、もっと活躍が観たかったとかの
千千に乱れる思い。

これが多分、
「喪失感も楽しい思い出も
大切に抱えて生きていくことだ」

と解釈します。

今日から東京オリンピックが始まります。
生きていれば初めてであったオリンピックを
どう思って観るのか、
尚も続くパンデミックをどう思ったか、なども
心が馳せてしまいます。

自分の心の持ちようにばかり言及して失礼を
お許し下さい。

 

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三浦春馬氏、一周忌によせて。

2021-07-17 12:17:22 | 三浦春馬
一周忌とはいっても 私にとっては通過点です。
ひと言で言うと「感謝のひと言」です。

最初、知った時は驚くというより
何が起こったのか、実感できず。。。
*******************
しかし、第一報を伝えて下さった方に、
私はこう 返信しております。

「実は懸念していました。
 真面目すぎ、最近、仕事しすぎだったので」と。
懸念といっても、何か起こるんじゃないかくらいで
自ら逝ってしまうとは、思ってもみませんでした。

「罪と罰」の大阪公演鑑賞の際に書いた手紙に
「くれぐれもご無理なさいませんように」と
書きましたが、忙しい彼が手紙など
読んでくれるはずもなく。。。

*******************
今となっては 安らかにお眠りください、と
私にこの試練を与えて下さった感謝だけです。
 


結論は、先日、宇多田ヒカルさんの
心情を読んで、参考にさせてもらった
「喪失感も楽しかった思い出も一緒に
大切にして、この先も生きていく」

いつでも映像は見られるので
実感はわかないままかもしれませんね。

********************
「生まれてきて良かった」と思える舞台を
観せてくださってありがとうございます。

どうか、安らかにお眠りください、春馬くん。
これからも ずっと大好きです。
 
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午睡(お昼寝)の中で春馬に会った。

2021-07-10 16:42:54 | 三浦春馬
午睡(おひるね)をした。
その中で春馬に会った。

夢の中では、私は中学生くらいの女の子で
(夢なのでお許しください)

気がついた時には、ふとんの中にもぐって
泣いている。
ふとんはここちよいけど、どの部屋で
寝ているか分からないのがもどかしい。
 


ようやく伯母の声が聞こえたので
「ここはどこ?」
「イワサキの部屋だよ」

「イワサキの部屋」なんて知らないけど、
実家で唯一、個室に近い自分の場所に
していた部屋だ。
 
ああ、やっぱりイワサキの部屋だったのか……。
ふとんの隙間から覗いて納得した。
 
泣いて泣いて泣きじゃくっていた。
ずっと、青いシャツを着た春馬が
ふんわり覆ってくれるのを感じていた。

同時に、もうこの世にいないとやっと実感できた。
**********************

そのうち、現実にはいない
セーラー服の姉が帰宅して、その胸に飛びこむ。

「なんや?」
「春馬が、もういないってことが、やっと
 わかった……」
「そうか」
姉はなにもかも承知しているようだった。

夢の中の春馬は 青いシャツが似合っていて、
普通の笑顔。
くしゃっと笑った笑顔じゃなくて、
微笑んだ笑顔。
************************

夢の中で庭に行くと池があり、
昼間、池の小説を書いていたせいかな?
白い犬が池の中から畔に顔だけ出している。

私は話しかける。

「春馬のことが、本当に本当に好きだった……」

白い犬も、なにもかも承知という態度で
じっとしていた。

****************

~~というわけで夢の中でようやく納得?したのでした。

夢を見て、ほやほやの状態で書きました。
前回の、宇多田ヒカルさんのお母さんのことと
続けて、句読点になる夢を見たのでした。

(文中の「春馬」呼び捨ては夢の中なので
 お許しください)
 
今夜は新月!!
春馬くんの安らかな眠りを祈ろう。
 
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雲間からの言葉――三浦春馬くんのための。

2021-07-09 12:05:36 | 三浦春馬
暗い雲から射しこんだ言葉に出会った気がします。

宇多田ヒカルさんはお母様の藤圭子さんが
亡くなられてから七年間、辛くて写真を
飾れなかったそうです。

が、最近、やっと飾ることができたそうです。
 



「喪失感を断ち切るのではなく、
大事に抱えて生きていこうと思った瞬間に
初めて自分がちょっと自由になった気がして、
母親も自由にしてあげられた気がして……」

****************************

春馬くんの一周忌を目前にして、
この言葉に出会えたことに感謝します。

今までで一番、私個人の中で、ストンと心に落ちる
納得できる言葉に出会えたからです。

今まで喪失感を乗り越えようとばかりしていましたが
これからも共に生きていくのだと―――。

春馬くんを失った悲しい気持ちも、
さんざん楽しませてくれた貴重な時間も
すべて抱えていく―――。

これこそ、正解、神様から伝えられた
言葉だと【私 個人は】 感じました。

 
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