リビングとダイニングの絨毯とカバーを外して洗濯し、やっとダブルベットの下にしまいました。
そして、いよいよ先延ばしにしていた茶道具の整理に取り掛かったら押入れの上の戸袋から昔昔、結婚前に彼が福岡に赴任していた時の、2人のやりとりしていた手紙が出て来ました。
スマホも携帯も何も無い時代、遠距離恋愛でひたすら手紙を書いてました。彼が手紙をいっぱい書いてというので必死で書いてました。彼もマメな人なのでいっぱい書いてくれました。A4ファイル8冊分。どこにも、愛してる、の文字がいっぱい。読んでいて恥ずかしくなっちゃいます。こんなに純粋にお互いに好きだったのに、今はもう赤の他人です。
なんだかちょっと悲しくなりました。
もう、簡単に人に愛してるなんて言えないと思います。
きっと本当に愛してたら、愛してる、なんて言う必要はないんでしょうね。
あの独身の時代は恋してたんだと思います。
この手紙の山を捨てようかどうしようか悩んでいます。