吉野家『麻辣牛鍋膳』
辛さレベル:☆☆+
旨さレベル:☆☆☆☆
まさかの吉野家 x 陳建一!
吉野家の前を通りかかったら店頭に『麻辣』の文字が・・・・。
吉野家が麻辣?
っていうか、しかも陳建一さんが写っている!
吉野家に何が起こっているんだ?
どうやら、吉野家が陳建一さん監修の『麻辣牛鍋膳』という商品を出したらしい。
四川飯店のシェフ陳建一さんと牛丼の吉野家の、まさかのコラボ!
ちょうど昼時で麻婆豆腐を探してたのですが、急遽変更して吉野家で『麻辣牛鍋膳』を食べることにしました。
内容、価格は?
鍋料理なので、持ち帰りはできないと思い、店内で食べていくことにしました。
(あとで知ったのですが、持ち帰りはできたようです。家で食べて、途中で味変すれば良かった。)
肉増し(もちろん有料)もできるようですが、とりあえず普通の『麻辣牛鍋膳』を頼みました。
価格は税込で822円です。
ライスとお新香がついてきます。(お新香はライスの向こうに隠れています。)
ライスは通常盛りでも意外と大盛りでした。
具は、牛肉、豆腐、人参、長ネギ、白菜、うどん、唐辛子です。
唐辛子は小さめのものが丸ごと一本乗っています。
スープは、赤みはほとんどありません。油もほとんど浮いてない感じ。
鉄鍋に入っているのに、あまり熱々ではない。
野菜ちゃんと煮えてるのかな?(←野菜は煮えて柔らかくないと嫌な奴)
というか、固形燃料の簡易コンロとかに乗ってグツグツ煮えて出てくるんじゃないのか・・・。
お味は?
早速食べてみます。
お? これはなかなかウマい!!!
さすが陳建一さん監修です。 風味はなかなか本格的!
こういう商品って、日本人向けに甘ったるくなりがちなんですが、これは甘ったるさは全然ありません。
五香の独特の香りが、本格さを出しているにもかかわらず、ダシはうまい具合に日本人好みになっていて、油も少なめ。
豆板醤なども使われているようですが、隠し味程度に使われている感じでバランスがいいです。
スープが赤くないので、麻辣鍋や火鍋のような感じはありません。
本場の麻辣鍋は牛脂がたくさん使われててコッテリしていて、それがまた美味しいんですけど、この鍋は油や脂はほとんど使われていなくて、あっさり感があります。まあ、ヘルシーな感じがしていいですね。
肉は、あの吉野家の牛丼の肉の味。 さすがに牛丼の肉と同じものを使っているのでしょう。まあ、だからこそ美味しいんですけど。
しかし、ちょっと残念なのは、野菜に火が通っていなくてシャクシャクすぎること。
僕は鍋に入っている野菜は柔らかくなるまで煮たいので・・・。
なので、固形燃料の簡易コンロでいいからもっとしっかりと煮たかった・・・。野菜があまりにもシャクシャクすぎました。(後で知ったのですが、お店によっては簡易コンロに乗って出てくるらしいです。)
辛さは?
辛さは、いい具合に万人受けする程度に抑えられていますが、麻辣のバランスは良いです。
でも、麻辣好きな人には麻辣は全然足りないと思います。
一本だけ乗っていた唐辛子を丸ごと食べても、辛さはそれほど強くありません。でも、風味の良い唐辛子でした。
唐辛子は粉砕して欲しいところですけどね。
この麻辣鍋。 ちょっと値段は高いですが、終了するまでにもう一度くらいは食べてみたいです!!