九重味醂『半殺しカレー鍋』
辛さ満足レベル:☆☆☆(具を入れた場合)
旨さ満足レベル:☆☆☆☆
前回、同社の『半殺しチゲ 激辛チゲスープ』を食べてなかなかおいしかったのですが、今度は『半殺しカレー鍋』というのが出てたので買ってみました。
MORIYU-BANDのメンバーが、「辛い鍋料理が食べたい」と言ってたので、みんな(5人)で食べることにしましたよ。
ボーカルのモリユーとギターのだいちゃんはなかなかの激辛好きなのです。(僕と出会ってから目覚めたらしい!)ベースのせーめいも以前は辛いのが全く苦手だったのですが、最近では蒙古タンメンを食べられるようになってきています。
ただ、キーボードのじんちゃんは辛いのに弱いので、今回は洗礼ということで(笑)
半殺しチゲはたいして辛くありませんでしたので、この『半殺しカレー鍋』もたいして辛くないでしょうから、辛いもの入門としてはちょうどいいかもしれません。
せっかくなので、半殺しチゲもまた買って、2種類の味を楽しむ事にしましたよ。
1箱で2人前のストレートスープです。
5人で食べるので、4人前でちょうどいいかなと。
2つ頼んで2,592円。
送料700円がかかり、スープだけでも合計で3,292円です。
高いなぁ。
気軽にリピートできるような金額ではないのが残念なんだよなぁ。
『半殺しチゲ 激辛チゲスープ』のほうはすでにブログに書いているので、今回は半殺しカレー鍋のほうをメインにレポートしますよ。
まずは原材料を見てみましょう。
半殺しチゲと違って、あまり辛くなさそうな原材料ですね。
タイ産のグリーンカレーペーストが使われていますが、ハバネロピューレとかは入っていません。
原材料の一番上に『みりん』がきてますよ。さすがみりんメーカーの商品ですね。
みりんを筆頭に、はちみつや上白糖も使われているので、甘みもけっこうありそうです。
まずは、具を入れない状態のストレートスープのみで味わってみます。
具を入れるとどうしても辛味は薄れてしまいますからね。
うん、なかなか美味しいです。カレーの風味がしっかりしています。
甘みもけっこうありますが嫌な甘さではなく、そこそこの辛味もあります。ただ、半殺しチゲよりも辛味は弱い感じです。
びっくりするような辛さではありません。辛さのイメージとしてはLEE(レトルトカレー)の20倍とかそれくらいの辛さな感じです。(比べたわけではないので、あくまでもイメージです。)
これくらいなら、辛いのが苦手なじんちゃんでも食べられるでしょう。
具は両方とも共通にしました。
牛ホルモン、豚バラ肉、キャベツ、ニラ、水菜、ネギ、ニンニク、エリンギ、豆腐を入れました。
手前が『半殺しチゲ』、奥のが『半殺しカレー鍋』です。
2つ同時に煮たので、部屋の中には鍋の湯気が充満して換気が追いつきません。
僕は感じませんでしたが、ベースのせーめいは「若干目に染みる」と言ってました。
これが半殺しカレー鍋です。
当たり前ですが、すごくカレーの香りがします。
見た目は全然辛そうに見えませんね。
食べてみると....
おぉ! これはなかなかウマいぞ!
なかなかしっかりとスパイシーなカレー味ですね。
しかしながら、辛味はかなり弱いです。半殺しチゲよりも弱いです。
辛さに弱いじんちゃんも、「辛いよー」と言いながらしっかり食べてましたよ。
「だって、せっかくなんだから食べないともったいないじゃん」なんて言いながら(笑)
「これ、チーズ入れると絶対合うよな」と僕が言ったら、じんちゃんはチーズを買いにコンビニに走りました。(きっと辛さを中和させたいと思ったのかもしれませんw)
しかも、じんちゃんは「辛さを中和するため」だと言って乳製品を3種類も準備してました(笑)
効果あるのかな? てか、カロリー大丈夫か?(笑)
でもね、そんな辛さに弱いじんちゃんは、「辛いよ!」とか「唇がヒリヒリする!」とかなんだかんだ言いながら、半殺しチゲも半殺しカレー鍋もどちらもバクバク食べてましたよ。
とにかく驚くような辛さではないです。
「え?なにが半殺し?」って感じです。
まぁ、牛ホルモンを入れているので(5人で1kg)、ホルモンの脂のせいもあって辛味も弱まっているのかもしれませんけどね。
でも、僕が鍋料理を作るときは、牛ホルモンとニンニク(粒のまま丸ごと)は絶対はずせませんよ。
(あと、モツは豚ではなく牛がいいいです)
ちなみに、こちらが半殺しチゲです。
真っ赤です。いい色してますね。(パプリカ色素は使われてますが)
こちらも相変わらず美味しいですよ!
どちらの鍋も辛味が足りないので、モリユーの家にあった唐辛子パウダーをバカバカ追加しましたが、じんちゃんはそれに気付かずに食べてましたよ。 辛いのダメだとか言いながら、食べられるじゃん(笑) そんなもんです。
やっぱ、自分で「辛いのは苦手だ」という先入観もあったんでしょうけど、食べてしまえば意外に大丈夫なんです。
こんなことならジョロキアもって来ればよかったな。
横浜銀蝿の翔さんが陳麻婆豆腐を体験した時もそうでしたが、辛くて美味しいものを食べるとクセになるんですよ。
逆に、"辛くておいしくないもの"を食べてしまうと「もう二度と辛いものは食べたくない」ってなるのは当然です。
激辛グルメは、辛ければいいってものではありません。おいしさがあって初めて成立するんです。
"辛さ"はその気になればいくらでも辛く出来ますが、"美味しさ"というのは自由自在に出せるものではありませんからね。
『めっちゃ辛いけど、めっちゃ旨い』というのが、激辛グルメの基本であり真髄であるのです。
『半殺しカレー鍋』と『半殺しチゲ』
MORIYU-BANDのメンバー5人でおいしく平らげましたよ。
余裕の完食。 全員満足してました!
半殺しカレー鍋も半殺しチゲも、どちらもおいしいと思います。
ま、鍋というのは素材(具)からもダシが出るので、大抵はおいしいんですけどね。不味い鍋ってあまり聞いた事ないですし。
この半殺しシリーズ、なかなかお勧めです。
てか、全然半殺しでもなんでもないですけど(笑)
おいしいので良しとします!
値段が高いのが難点。
値段さえ安ければリピ買いしたいですね。
九重 半殺しカレー鍋2人前 | |
九重味淋株式会社 |
九重味淋 半殺しチゲ | |
九重味淋株式会社 |
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辛さよりも味と品質重視。(でも、辛さにもこだわってます。)
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