ミュージカル『ZANNA(ザナ)』が、無事に千穐楽を迎えました。
2003年にオフブロードウェイで上演され話題を呼び、以来世界各国で上演されてきたミュージカルZANNA(ZANNA, Don't!)。
日本では日比谷のシアタークリエにて今回が初演でした。
小林香さんによる訳詞や演出も素晴らしく、そして役者さん達も全員がそれぞれ本当にハマリ役でした。
当然ながら、皆さん歌も最高で、演奏していて気持ちよかったです。
今回、僕はそんな素敵なミュージカルの"演奏"という重要な部分に関わる事ができて光栄に思っております。
YAMAHA ARTのブログにも紹介していただきましたが、ドラムセットはYAMAHA PHXを使いました。
ZANNAのイメージ的にはピンクのバーチカスタムを使いたかったんですが、客席からは見えませんので、サウンド重視でPHXを使う事にしました。
ミュージカルということで、ドラムサウンドには余計なエフェクトはかけずほぼ無加工のままPAで拡声されるので、PHXを使って大正解でした。
生音の良さがものを言うのです。
ちなみに、ドラムヘッドは全てASPR(アサプラ)です。
楽曲の中に色々なパーカッションが出てくるので、YAMAHA エレクトリックパーカッションパッド DTX-MULTI12を使いました。
打ち間違えのないように、楽器名を養生テープに書いてパッドに貼り付けました。
カウベルも3曲で使用。
カウベルなんてひさびさに使った! 倉庫から出してきたら錆びてたよ。
タンバリンも多用するので、ハイハットに装着するタンバリンMEINL マイネル タンバリン THH1BK BLACKを使いました。
このトライアングルは、音楽監督でありバンマスでもある斉藤恒芳さんが百均で買ってきたもの。
リハでずっと使ってたけど、さすがに響きが悪いので、本番ではDTX MULTIの音源を使いました。
スティックだけでなく、マレット、マルチロッズ、ブラシ、なども多用しました。
持ち替えが忙しかった!!
同期物の曲はありませんが、踊りとの絡みやセリフとの絡みもあり、テンポにはかなりシビアでした。
ですので、毎回メトロノームできちんとテンポを確認してから曲を演奏しました。
でも、曲中でのテンポチェンジもあったり、いつも以上に楽曲の強弱に気を遣ったりと、色々と大変でした。
カウントも満足に出せないので、メンバー同士のテンポの共有も重要でしたね。
やはり、人それぞれテンポの感じ方は違ってきますからね。
しかも、本番となると鼓動も早くなる分、いつものテンポが遅く感じたりする事はよくある事です。
本番の現場はこんな感じでした↑
ステージ脇での演奏なので、ステージ確認用のモニターを見ながら演奏したり。
最初は緊張の連続でしたが、慣れてくるうちにモニターでステージをみながら笑ったり泣きそうになったりと、そんな余裕もでてきたかな。
でも、やっと慣れて余裕が出てきた頃には千穐楽を迎えました。
6日間で10公演と短い間でしたが、リハーサルも含めて2週間、休み無しでずっとZANNA漬けでした。
今も、ZANNAの楽曲が頭の中を駆け回り、夢の中に譜面がでてきたりします。(笑)
でも、役者さん達は、ほとんど休み無しの2ヶ月ですからね....敬服します。
僕はミュージカルは初体験でしたが、観るほうではなく演るほう(演奏)で初体験するとは。
とにかく、初めての経験も多く、いろいろ勉強になりました。
この短期間で、いろんな面で成長できたと思います。
公演に足を運んでくださったお客様、そしてZANNAに関わった全ての皆様、ありがとうございました。
再演になるといいね!
連日大盛況で、大入り袋が出ました!
劇中に出てくる、メカ牛の『サーロイン』も乗りこなした!!
Ride 'em, Yeah!!
ZANNAの寝室に侵入を試みるギターの秋元直也さんとベーシストのYUCCO姉さんと僕
今回使ったドラムセット『YAMAHA PHX』(スタジオリハにて)
シンバルもスプラッシュとチャイナシンバルまでフル活用!
いやー、しかし、最初に譜面が送られてきたときはびっくりしました。
全22曲、70ページにおよぶドラム譜!
1曲8分ある楽曲の譜面なんて、リピートなしで10ページもあったり!
交響曲か!っていう感じ(笑)
譜面は赤ペンの追記で真っ赤だし...
結局、譜面を書き直したり切り貼りしたりして、最初の3日間は眠れませんでした。
他の現場もあったりしたし。
音楽を入れるタイミングが、セリフきっかけだったりとシビアなので、バンドはこのようにかたまって向き合って、キューを確認しながら演奏するんです。
稽古場の端っこで、役者さん達と一緒のリハーサル。
こういう現場は初めてだったので新鮮でした。
最初は必死でしたが、楽しかった!
もう、ZANNAのドラムは任せとけって感じ(笑)
なんてね!
=THE ZANNA BAND (JAPAN)=
斉藤恒芳(Keyboards, Music Producer)
亜久里夏代(Keyboard, Conductor)
秋元直也(Guitars)
YUCCO(Bass)
藤崎涼(Drums, Percussions)
2003年にオフブロードウェイで上演され話題を呼び、以来世界各国で上演されてきたミュージカルZANNA(ZANNA, Don't!)。
日本では日比谷のシアタークリエにて今回が初演でした。
小林香さんによる訳詞や演出も素晴らしく、そして役者さん達も全員がそれぞれ本当にハマリ役でした。
当然ながら、皆さん歌も最高で、演奏していて気持ちよかったです。
今回、僕はそんな素敵なミュージカルの"演奏"という重要な部分に関わる事ができて光栄に思っております。
Zanna Don't-A Musical Fairytale ZANNA Don't! オリジナルキャストCD(サウンドトラック) | |
P.S. Classics |
YAMAHA ARTのブログにも紹介していただきましたが、ドラムセットはYAMAHA PHXを使いました。
ZANNAのイメージ的にはピンクのバーチカスタムを使いたかったんですが、客席からは見えませんので、サウンド重視でPHXを使う事にしました。
ミュージカルということで、ドラムサウンドには余計なエフェクトはかけずほぼ無加工のままPAで拡声されるので、PHXを使って大正解でした。
生音の良さがものを言うのです。
ちなみに、ドラムヘッドは全てASPR(アサプラ)です。
楽曲の中に色々なパーカッションが出てくるので、YAMAHA エレクトリックパーカッションパッド DTX-MULTI12を使いました。
打ち間違えのないように、楽器名を養生テープに書いてパッドに貼り付けました。
カウベルも3曲で使用。
カウベルなんてひさびさに使った! 倉庫から出してきたら錆びてたよ。
タンバリンも多用するので、ハイハットに装着するタンバリンMEINL マイネル タンバリン THH1BK BLACKを使いました。
このトライアングルは、音楽監督でありバンマスでもある斉藤恒芳さんが百均で買ってきたもの。
リハでずっと使ってたけど、さすがに響きが悪いので、本番ではDTX MULTIの音源を使いました。
スティックだけでなく、マレット、マルチロッズ、ブラシ、なども多用しました。
持ち替えが忙しかった!!
同期物の曲はありませんが、踊りとの絡みやセリフとの絡みもあり、テンポにはかなりシビアでした。
ですので、毎回メトロノームできちんとテンポを確認してから曲を演奏しました。
でも、曲中でのテンポチェンジもあったり、いつも以上に楽曲の強弱に気を遣ったりと、色々と大変でした。
カウントも満足に出せないので、メンバー同士のテンポの共有も重要でしたね。
やはり、人それぞれテンポの感じ方は違ってきますからね。
しかも、本番となると鼓動も早くなる分、いつものテンポが遅く感じたりする事はよくある事です。
本番の現場はこんな感じでした↑
ステージ脇での演奏なので、ステージ確認用のモニターを見ながら演奏したり。
最初は緊張の連続でしたが、慣れてくるうちにモニターでステージをみながら笑ったり泣きそうになったりと、そんな余裕もでてきたかな。
でも、やっと慣れて余裕が出てきた頃には千穐楽を迎えました。
6日間で10公演と短い間でしたが、リハーサルも含めて2週間、休み無しでずっとZANNA漬けでした。
今も、ZANNAの楽曲が頭の中を駆け回り、夢の中に譜面がでてきたりします。(笑)
でも、役者さん達は、ほとんど休み無しの2ヶ月ですからね....敬服します。
僕はミュージカルは初体験でしたが、観るほうではなく演るほう(演奏)で初体験するとは。
とにかく、初めての経験も多く、いろいろ勉強になりました。
この短期間で、いろんな面で成長できたと思います。
公演に足を運んでくださったお客様、そしてZANNAに関わった全ての皆様、ありがとうございました。
再演になるといいね!
連日大盛況で、大入り袋が出ました!
劇中に出てくる、メカ牛の『サーロイン』も乗りこなした!!
Ride 'em, Yeah!!
ZANNAの寝室に侵入を試みるギターの秋元直也さんとベーシストのYUCCO姉さんと僕
今回使ったドラムセット『YAMAHA PHX』(スタジオリハにて)
シンバルもスプラッシュとチャイナシンバルまでフル活用!
いやー、しかし、最初に譜面が送られてきたときはびっくりしました。
全22曲、70ページにおよぶドラム譜!
1曲8分ある楽曲の譜面なんて、リピートなしで10ページもあったり!
交響曲か!っていう感じ(笑)
譜面は赤ペンの追記で真っ赤だし...
結局、譜面を書き直したり切り貼りしたりして、最初の3日間は眠れませんでした。
他の現場もあったりしたし。
音楽を入れるタイミングが、セリフきっかけだったりとシビアなので、バンドはこのようにかたまって向き合って、キューを確認しながら演奏するんです。
稽古場の端っこで、役者さん達と一緒のリハーサル。
こういう現場は初めてだったので新鮮でした。
最初は必死でしたが、楽しかった!
もう、ZANNAのドラムは任せとけって感じ(笑)
なんてね!
=THE ZANNA BAND (JAPAN)=
斉藤恒芳(Keyboards, Music Producer)
亜久里夏代(Keyboard, Conductor)
秋元直也(Guitars)
YUCCO(Bass)
藤崎涼(Drums, Percussions)