
名古屋 四川『激辛四川麻婆豆腐』他
辛さレベル:☆☆☆☆☆
旨さレベル:☆☆☆
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
辛いもの食って辛かった
↑『からいものくってつらかった』と読みます(笑)
最初に言っておきますが、僕は激からチャレンジャーとかではなく、純粋に辛い食べ物が好きなだけです。
辛さなんて、簡単にいくらでも辛くできるから『辛さの限界に挑戦しよう』とかそんな事は考えない。
でも辛いのは好きなので、ついつい食べてしまうのだ。
去年の話ですが、和歌山でパーティーの仕事がありまして、その途中で名古屋に寄って、
激辛麻婆豆腐を出すという、有名な某中華料理屋に行ってきました。
以前から、名古屋在住の知り合いに「ぜひ一度食べて欲しい」と言われていたのです。
見た目は普通の"町の中華料理屋"なんだけど、かなり混んでて満席で5分くらい待たされました。
座敷のでっかい円卓にとおされた。
相席だ。
僕ら3人の他に3組くらいのお客さんがいた。
真っ赤なスープのラーメンを「辛い、辛い」と言いながら食べている女の人がいる。(担々麺か?)
下調べによると、ここは「担々麺」も辛いらしい。
そこで僕らは担々麺と汁なし担々麺と「激辛四川麻婆豆腐」を頼む事にした。(全部辛い系)
四川麻婆豆腐には3サイズあって、一番小さいSサイズ(1,400円)を注文する事にした。
注文をとりにきた店員のおばさんに「担々麺と、四川麻婆豆腐のSをさらに辛くしてください」と注文。
ちょっとの沈黙のあと、店員はムッとしたような顔で一言
「できない!」
と言い放たれました。
僕ら、一応お客なんですが....
「"できない!"、じゃなくて、せめて "申しわけないですが、できません"くらいは言えないのか?と思いつつもそれで妥協。
この会話で、円卓の相席の客の視線が一気に僕に集中。
ヒソヒソとなにやら話している。
きっと常連なのだろう。
"あの麻婆豆腐をさらに辛くなんてアホじゃないのか?"とかとでも言ってたのだろう。
しばらくして、担々麺が運ばれてくる。
Sサイズなのに普通のラーメン屋のラーメンのサイズだ。びっくり。
スープは真っ赤。
早速食べてみるが、味は普通(いわゆる日本式陳健民風)の担々麺とはかけはなれている。
要はただの辛口のラーメンだ。
辛さはまあまあ。味は普通。
友人の汁なし担々麺も食べさせてもらったが、それも普通だった。
しばらくして、激辛麻婆豆腐が登場。
一同唖然とする。
「で、でかい...」
大皿で、3人前はゆうにあるであろう量だ。
『これ、Sサイズじゃないだろ!間違って持ってきたな』と思って、
再度店員を呼んで確認すると、Sサイズで間違いないという。
「なんだ、この量なら3人で麻婆豆腐Sサイズ+白飯3つで充分だったな。」
といいつつも、担々麺も一応は味見しておきたかったのでよしとする。
本当はここで料理の写真を撮っておきたかったのだが、円卓の相席の客の視線が集中して話題の種となっていたので、
平静を装うため撮るのはやめた。(笑)
真っ赤な麻婆豆腐で、具には唐辛子が沢山見える。
激辛Walkerによると、『一度に53kgの唐ガラシを使って作る自家製ラー油に、塩分を抑えた自家製の豆板醤(トウバンジャン)、2種類の一味唐辛子、山椒、タカノツメで辛さをプラスしている』らしい。
早速食ってみる。
味は陳健民系の味ににた雰囲気だけど、特に格別というわけでもない。
辛さ的には、けっこう辛い!
これは「激辛」と言っていいだろう。
しかし、食えない辛さではない。
陳麻婆豆腐店の本店の辛さの麻婆豆腐や、陳健一麻婆豆腐店の辛さ20倍麻婆豆腐よりは辛いが
大沢食堂の『極辛カレー』よりはやや辛くない感じだろうか。
それよりも量が、めちゃくちゃ多い。
陳麻婆豆腐店の麻婆豆腐の4人前くらいはあるだろうか。
3人の内1人は辛いのが苦手なので、一口食ってリタイア。
もう一人の『P』氏は、なかなか激辛好きなので、二人で食べすすめることにした。
しかし、その前にすでに担々麺を食っているのでなかなか進まない...
相席の客からいろいろな声が聞こえてくる。
「見てるだけで辛くなってくるわ」
「うわー、信じられへん」
「すごい汗!」
「あれ食ったあと、コメダ(名古屋にある喫茶チェーン店)に行って水をがぶがぶ飲むんだぜ、きっと」
とか...。
まる聞こえだっての。
僕が大汗をかいているのに水に手をつけないので、やせ我慢でもしてると思っているのだろう。
辛い物を食べる時は水は飲まないのが基本なんだけど....
僕は冬でも半袖が基本なくらいの暑がりで汗かきで、辛くない普通の暖かいスープを飲んだだけでも汗をかく。
辛い物を食った時は、さらに大量の汗をかく。
周りから見ると辛いのをやせ我慢して食っているように見えるらしい。
とにかく僕は「辛い」という言葉は一言も発さず、「暑い、暑い」を連発して食っていた。
しかし円卓の相席なので、みんながこっちを見ている。知らない人に注目されながら食うなんて、なんて食いづらいんだ!
まるで見せ物状態である。
とにかく量が多い上に、その前に担々麺を食っているので完食する自信がなくなってきた。
腹一杯で苦しいのである。 ご飯まで頼んじゃったし...
しかし、「もっと辛くしてください」と言った手前、残してしまったら
「ほら、やっぱり食いきれなかったじゃん」
と思われるのはちょっと悔しい。
だから無理して食べた。
最後に残ったラー油までキレイにすくって....。
だけど、一緒に頼んだライスはちょっと残した。
あーあ、僕は別に激辛チャレンジャーとかじゃないんだけど、ついついムキになってしまった...
会計をして店を後にする。
うーん、確かに辛かった!
原宿の東◯の麻婆豆腐よりはも辛いと思う。(量を沢山食べたせいもあるだろう)
東◯のよりは、味はまだマシなんだけど、なにせ量が多い!
この店が繁盛しているわけは、味よりも量なんだろうなと納得。
3人で行って激辛麻婆豆腐のSを1皿頼んで、それぞれライスを3つ頼めばそれで満足できるくらいの量だ。
で、それからホテルにチェックインして就寝...の予定だった。
ホテルに向かう車の中では、胃が熱かった。
『ちょっと無理して食い過ぎたかな』
ホテルにチェックインして落ち着いたとたん、腹が痛くなってきた。
麻婆豆腐を食ってから2時間は経っていただろう。
やべー、やっぱ食い過ぎか....
同じ位の量を食べたP氏の部屋を訪問すると、彼もやはり『腹が痛い』という。
しかも、けっこう激痛らしい。
この時間では薬局はすでに開いてない。
フロントで胃薬をもらって飲んで、コンビニで一応牛乳を買って飲んでみた。
気休めにしかならなかった。
こういう時の腹の痛みは波があって、痛くなったり楽になったりする。
ホテルの部屋で、ベッドにうつぶせになってみたり、うずくまってみたり、床に座ってベッドにもたれかかってみたりして
楽な体勢を探したりして....
ザ・ソースが致死量入ったカレー(個人的に『殺人カレー』と命名)を食べて救急車を呼んだ以来の苦しさだった。
さすがにその時みたいに、胃がパンパンに膨らむような事はなかったけど。
もちろん、あの時は辛くて全部食えなかったんだけど。(あまりの辛さに、苦みと痛みしかなく、カレーの味がまったくわからなかった)
今回は、食える辛さだったけど、空きっ腹に辛い物だけを頼んで、しかも大量に食べた。
それがいけなかったんだろう。
結局、痛みがおさまる頃には朝日が昇ってきた。
いや~、辛かった(ツラかった)。
空きっ腹に突然激辛料理だけを詰め込むのはヤバいです。
無理はするもんじゃありません....
~~~~~~~
ホットソースや唐辛子エキス系は、どうしても食べ物の風味を変えてしまいます。
食べ物の風味を壊さずに辛くしたいなら、ブート ジョロキアパウダーがおすすめ!
使いやすい瓶入り↓
☆辛いもん屋(辛口~超激辛、唐辛子関連商品専門)☆
辛さレベル:☆☆☆☆☆
旨さレベル:☆☆☆
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辛いもの食って辛かった
↑『からいものくってつらかった』と読みます(笑)
最初に言っておきますが、僕は激からチャレンジャーとかではなく、純粋に辛い食べ物が好きなだけです。
辛さなんて、簡単にいくらでも辛くできるから『辛さの限界に挑戦しよう』とかそんな事は考えない。
でも辛いのは好きなので、ついつい食べてしまうのだ。
去年の話ですが、和歌山でパーティーの仕事がありまして、その途中で名古屋に寄って、
激辛麻婆豆腐を出すという、有名な某中華料理屋に行ってきました。
以前から、名古屋在住の知り合いに「ぜひ一度食べて欲しい」と言われていたのです。
見た目は普通の"町の中華料理屋"なんだけど、かなり混んでて満席で5分くらい待たされました。
座敷のでっかい円卓にとおされた。
相席だ。
僕ら3人の他に3組くらいのお客さんがいた。
真っ赤なスープのラーメンを「辛い、辛い」と言いながら食べている女の人がいる。(担々麺か?)
下調べによると、ここは「担々麺」も辛いらしい。
そこで僕らは担々麺と汁なし担々麺と「激辛四川麻婆豆腐」を頼む事にした。(全部辛い系)
四川麻婆豆腐には3サイズあって、一番小さいSサイズ(1,400円)を注文する事にした。
注文をとりにきた店員のおばさんに「担々麺と、四川麻婆豆腐のSをさらに辛くしてください」と注文。
ちょっとの沈黙のあと、店員はムッとしたような顔で一言
「できない!」
と言い放たれました。
僕ら、一応お客なんですが....
「"できない!"、じゃなくて、せめて "申しわけないですが、できません"くらいは言えないのか?と思いつつもそれで妥協。
この会話で、円卓の相席の客の視線が一気に僕に集中。
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真っ赤な麻婆豆腐で、具には唐辛子が沢山見える。
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早速食ってみる。
味は陳健民系の味ににた雰囲気だけど、特に格別というわけでもない。
辛さ的には、けっこう辛い!
これは「激辛」と言っていいだろう。
しかし、食えない辛さではない。
陳麻婆豆腐店の本店の辛さの麻婆豆腐や、陳健一麻婆豆腐店の辛さ20倍麻婆豆腐よりは辛いが
大沢食堂の『極辛カレー』よりはやや辛くない感じだろうか。
それよりも量が、めちゃくちゃ多い。
陳麻婆豆腐店の麻婆豆腐の4人前くらいはあるだろうか。
3人の内1人は辛いのが苦手なので、一口食ってリタイア。
もう一人の『P』氏は、なかなか激辛好きなので、二人で食べすすめることにした。
しかし、その前にすでに担々麺を食っているのでなかなか進まない...
相席の客からいろいろな声が聞こえてくる。
「見てるだけで辛くなってくるわ」
「うわー、信じられへん」
「すごい汗!」
「あれ食ったあと、コメダ(名古屋にある喫茶チェーン店)に行って水をがぶがぶ飲むんだぜ、きっと」
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僕は冬でも半袖が基本なくらいの暑がりで汗かきで、辛くない普通の暖かいスープを飲んだだけでも汗をかく。
辛い物を食った時は、さらに大量の汗をかく。
周りから見ると辛いのをやせ我慢して食っているように見えるらしい。
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あーあ、僕は別に激辛チャレンジャーとかじゃないんだけど、ついついムキになってしまった...
会計をして店を後にする。
うーん、確かに辛かった!
原宿の東◯の麻婆豆腐よりはも辛いと思う。(量を沢山食べたせいもあるだろう)
東◯のよりは、味はまだマシなんだけど、なにせ量が多い!
この店が繁盛しているわけは、味よりも量なんだろうなと納得。
3人で行って激辛麻婆豆腐のSを1皿頼んで、それぞれライスを3つ頼めばそれで満足できるくらいの量だ。
で、それからホテルにチェックインして就寝...の予定だった。
ホテルに向かう車の中では、胃が熱かった。
『ちょっと無理して食い過ぎたかな』
ホテルにチェックインして落ち着いたとたん、腹が痛くなってきた。
麻婆豆腐を食ってから2時間は経っていただろう。
やべー、やっぱ食い過ぎか....
同じ位の量を食べたP氏の部屋を訪問すると、彼もやはり『腹が痛い』という。
しかも、けっこう激痛らしい。
この時間では薬局はすでに開いてない。
フロントで胃薬をもらって飲んで、コンビニで一応牛乳を買って飲んでみた。
気休めにしかならなかった。
こういう時の腹の痛みは波があって、痛くなったり楽になったりする。
ホテルの部屋で、ベッドにうつぶせになってみたり、うずくまってみたり、床に座ってベッドにもたれかかってみたりして
楽な体勢を探したりして....
ザ・ソースが致死量入ったカレー(個人的に『殺人カレー』と命名)を食べて救急車を呼んだ以来の苦しさだった。
さすがにその時みたいに、胃がパンパンに膨らむような事はなかったけど。
もちろん、あの時は辛くて全部食えなかったんだけど。(あまりの辛さに、苦みと痛みしかなく、カレーの味がまったくわからなかった)
今回は、食える辛さだったけど、空きっ腹に辛い物だけを頼んで、しかも大量に食べた。
それがいけなかったんだろう。
結局、痛みがおさまる頃には朝日が昇ってきた。
いや~、辛かった(ツラかった)。
空きっ腹に突然激辛料理だけを詰め込むのはヤバいです。
無理はするもんじゃありません....
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:*:・( ̄∀ ̄)・:*:アッホ! 以上
メニューにないものを頼んだら
出来ないって言われるのは普通だと思うぞ
メニューにないものではなく、メニューにあるもので辛さを調節できないかどうか聞いてみただけなんですよ。大抵のお店は応じてくれるのですけど、やっていただけないお店もあります。
でも、最近はデフォルトのままで頼むようにしています。
無理に辛くしてもらって、味を壊してしまうお店もありますので。
辛ければいいというものではありませんしね。
まずは味第一ですから。