バウムクーヘンの正体

甘い物好きには「見た目」の評価が高い？？
現物を見せると、みんな「ウマそう」って言いましたよ。
そう、先日のブログの画像の正体は、この
ヤマハ ヴィンテージ・フープ でした。
ドラムのリムですね。
ドラマー以外にはなんの興味もない話ですね。　いや、ドラマーでも興味ない人も多いか？

普通のドラムのリムは金属製なんだけど、このフープはメイプル材の合板（１９プライ）になっているのだ。
今まではイメージだけで「JAZZ向きじゃないの？」とか、「オープンリムショットがやりづらそう」だと思って、試した事もなかったんだけど、気にはなっていた。
最近では、スティーヴ・ガッド、ジョン・ロビンソン、スティーヴ・ジョーダン、アントン・フィグ等のオールマイティー系ドラマーもこのウッドフープを採用している。
あ、神保彰さんは有名ですね。
今回、たまたまヤマハで、このウッドフープが装着されたスネアを何台か試奏させてもらったら、「いい感じ」だった。
そして、意外にも普通の金属リムよりもオープンリムショットが当てやすかった。
で、早速、自分のスネアに装着。
ノーミュートでも高音の倍音が適度にカットされて、やわらかくなった感じ。でも中域のサウンドがよく出る感じでパワフル。
なかなかいいよこれ！！
でも、俺のスネアはロングスナッピー（全面当り）仕様だから、スナッピーの調整が難しいんだよね。　フープを外したもんだから、スナッピー調整は一からやりなおし。現在調整中。
他のスネアにもこのヴィンテージ・フープを試してみようと思う。
俺のスタンダードになるかもー