ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』

2019年12月より新ブログに移転しました⬇︎
https://ryofujisaki.work

手術

2012年10月31日 | 雑談や日記、写真など
鼻の手術をしました....

あ、整形じゃないよ(笑)
僕はこれ以上鼻が高くなったりでかくなったりしたら困ります。

副鼻腔炎(蓄膿症)と、鼻のポリープの手術です。
と言っても、特に自覚症状があったわけじゃないのです。
蓄膿症に苦しんでる人は、鼻水や鼻詰まりがひどくて、それが苦痛で手術するらしいからね。
僕の場合は、ちょっと風邪っぽくなった時にに異臭を感じたり、匂いがまったくわからなくなたりという症状があったのです。
でも、僕は元々鼻水とか鼻づまりという症状で悩んだ事はなく、生まれてきて今まで鼻をかむなんてしたことはおそらく十数回じゃないかという程度だったし。

で、色々と検査してみたら、「ポリープ(鼻茸)と蓄膿症があるので、別に放っておいてもいいけど、できれば手術した方がいいですよ」と言われた。
あと鼻声だと言われました。 
「え?俺が鼻声?」
知らなかった... ほんとかな?
俺は確かに自分の声は好きではない、通る声じゃないし、特に歌声が嫌い...
もしかしたら、手術したら声が変わるのかな? とか期待しつつ。

なんにしても、鼻の中にそんな余計な物があるのは気分的にも嫌だから、手術してしまおうと決めたのでした。
この手術、ちょっと前までは、全身麻酔で上唇の下を切って施術するような大手術で、2週間くらいの入院も必要だったらしいけど、最近では内視鏡を使って手術するので、日帰りで手術ができるようになったそうなのです。
と言っても、手術後は2日間は自宅で安静で、1週間くらいは激しい運動は(ドラムも)できないし、手術後も2日くらいは病院に通わなくてはいけない。
まあ、そういう事で、5日くらい仕事を入れない日を作ってから手術に挑みました。

両方の鼻の穴をやらなきゃいけないんだけど、両方同時はツラいらしいので、今回はは右の鼻をやってもらう事にした。(左は、右が落ち着いてからまた後日)

まずは、鼻の中に麻酔を含んだガーゼ(?)を入れて、麻酔した後、鼻の中に注射をする。
椅子に座って背中を少し倒した状態で手術をするのです。
そして、部分麻酔で目隠しとかはしないので、医者の顔を見ながら、しかも会話しながらの手術でした。
目のやり場にも困るので、間はあけたりしばらく閉じていたりしてました。

どうやら、鼻の中のいらない骨を削ったり、膿が出やすくする為に穴を開けたりもするらしく、

「はい、これからガリガリ音がするよ~」 ガリッ ガリッ ギギギ...

とか、やるんです。


『カンカン大きな音するよ~』  カン!カン!カンッ!

なにやってるんだと思って目を開けたら、俺の鼻の中に突っ込まれた長細い器具を看護師さんが金槌で叩いている!!!それが見えるんだから怖い(笑)
骨に穴を開けているのか?? と思ってたら、

カン、カン、カン、ガシッ!!「あ、すいません!!」
と看護師さん。

な、なんだよその「すいません」ってのは!!
ま、大丈夫だったみたいだけど。

麻酔のせいで痛みはほぼ感じないんだけど、とにかく不快だった。 
早く終わってほしかった。

そんなこんなで、手術自体は1時間弱で終わった。
終わった後は、点滴をつけたままベッドに座って1時間くらい安静にしていた。
そう、ベッドに寝て安静じゃなくて、座って安静なんだよね。
暇だったので、前日のライブの音源を聞いていた。(もちろんイヤホンでね)

鼻の中には大量のガーゼが済め込まれているらしく(2日間そのまま)全く鼻で息ができない、
左の鼻はいじってないから大丈夫なはずなんだけど、左の鼻もなぜか詰まっている。
なので、数日間は口呼吸になり、口の中が乾いたり痛くなったりするときいていた。
ベッドで休養した後に帰宅。
その日は家でとにかく安静。

口呼吸で口の中が乾いてツラいとかはなかったんだけど、それよりも手術した箇所の鈍痛と、鼻が詰まっている不快感で2日間は眠れなかった。
鎮痛剤を出されていたんだけど、なぜか一番弱い鎮痛剤を出されたらしく全然効かなかったし...
食事制限は特になく、術後からなにを食べてもいいと言われてたんだけど、さすがにあまり食欲がわかなかった。
ラーメン食べたいと思ったけど、鼻が詰まってて食べにくそうだし、鼻が詰まっているせいで食べ物の匂いがわからない!匂いがわからないということは味もしないのだ。(甘いとか塩っぱいとかくらいしかわからない)
なので、1日で1.5kg体重が落ちた。

左の鼻もなぜか完全に詰まってしまい、完全に口呼吸となってしまった。
驚いたのは、完全に両方の鼻が詰まると、水が飲み込めないのだ!
普通に鼻の穴をつまんでも水は飲めるけど、鼻の中が完全に詰まると、どうも空気が抜けていくところがないらしく、水を飲もうとするとうまく飲み込めなかった。

翌日も病院に行って処置。
そして、翌々日にやっと鼻の中に詰め込まれていたガーゼを抜いた。
その処置がすごく痛いと噂にきいてたんだけど、痛くはなかった。 
でも、鼻の中にものすごい量のガーゼが入っていた事に驚愕!次から次へと出てくる出てくる。
一瞬鼻が通ったんだけど、ガーゼを抜いた直後に、またスポンゼルというゼリー状の止血剤詰め込まれ、また鼻が塞がれた。 
鈍痛は3日目くらいにおさまった。そして、左の鼻のつまりは解消されたので、片鼻で呼吸できるようになったのでずいぶん楽になった。

鼻の中をガンガンいじられたせいなのか、右目の下に青い痣みたいなのがでてきた。(それはだんだん消えていくらしい。)

そして、手術から5日後に、鼻にスポンゼルをつっこまれたまま、ライブで現場復帰!!
とは言っても、ドラムじゃなくて、ギターホン(ギター型カホン)の演奏だったんだけどね。
でも、鼻にガーゼが突っ込まれているから、マスクをしたままステージに立ちましたよ。
鼻が半分詰まった状態で、しかもマスクつけたままコーラスとってみたり。

そして、ライブの翌々日にスポンゼルが抜かれ、やっと鼻が通った!!
しかし、手術直後からずっと鼻の入り口に綿球が詰め込まれていた為、右の鼻の穴が明らかに広がっている!
大丈夫か? このまま戻んないんじゃないのか? と心配したけど、数日後には戻っていた。
暫くはかさぶたが出てきたり血が出てきたりもするらしいが、やっと普通の生活に戻れた。
なんだかんだ大変な1週間だった。

この記事は手術後2週間に書いているんだけど、今でも手術後に落ちた体重をそのままキープしている。
いいダイエットになった(笑)
まだ、かさぶたができたり、まだ嗅覚も完全には戻ってないけど、もう支障はない。
トレーニングも再開して、ドラムもガンガン叩いてる。

問題は、もう片方(左側)残っているということだ....
生活に支障があるわけでもないのに手術をしなきゃいけないというのは、意外とストレスだ。
自覚症状があるわけじゃないから、別に無理して手術しなくてもいいんだけど、やっぱり気分的にはスッキリさせたいし。

あと1回、1週間くらい耐えればいいのか....
次はいつ手術しようか?

また、ライブもスタジオもない週をつくらなければならない...
ま、そんなに忙しくないから難しくもないんだけどね(爆)










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« V系 | トップ | いたちたち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。