
某音響メーカーさんのMTRに収録されるデモソングのレコーディングをしてきました。
来年発売される機種だそうです。
実際にそのMTRに内蔵されているマイクを使ってレコーディングをしました。
ということは、太鼓一個一個にマイクを立てるわけではなく、METのステレオマイクでの一発録りです。
エディットもできないし、ドラムセットの各楽器のバランスも要求されます。バランスはプレイヤー次第なのです。あとでミキサーでドラムセットのバランスを整えることはできないのです。ひえ~!!
サウンドに関しても、デモなのであえて加工せずに生で録ったまま使われます...
民族音楽風な楽曲という事で、アコースティックな感じを出す為に、ドラムセットはヤマハのHip-gigを使いました。
Hip-Gigは、野外ライブやストリートライブやレッスン等で使ってきましたが、レコーディングで使うのは初めてなのです。
今回は10インチのタムは使わず、12"と14"のタムのみ。
シンバルはライドとクラッシュの2枚のみの最小限セットです。
アコースティックっぽさを生かす為に、完全ノーミュートです。
繊細なライド音が要求されるような曲なので、ライドシンバルはKジルを持ってきたつもりが、Z CustomのThrash Rideが入ってた....エッジでガンガン刻んでいくようなハード系向きのライドシンバル...
しかし、使ってみたらいい感じ!先入観は捨てた方がいいね。
ちなみに、ハイハットはA Custom 14"で、クラッシュはA Custom REZO Crash 17"を使いましたよ。

どこから狙うのがいいのかを試行錯誤しながら、何度かのテスト録音を繰り返し、マイク(MTR)の設置位置を決定しました。
あ、僕は裸足でドラムを叩くので、靴が脱ぎ散らかしてありますね(笑)

MTRで録音したのに、ミキサー卓を使っている?
いえいえ、そのレコーダーを接続して、スピーカーで音のチェックを行っているだけです。
本当に無加工の素のままの録音になります。
急遽、タンバリンの演奏もお願いされました。

僕はまともにタンバリンを叩いた事がないばかりか、当然レコーディングも初めてです。
いまいちしっくりこないので、何度もやり直しましたよ....
ドラムは1テイクでしたが、タンバリンは10テイク以上録ったんじゃないか?
最終的に使われるかどうかはわかりませんけどね。
あ、↑のタンバリン演奏画像はやらせですよ(笑)
このMTR、発売は来年の予定だそうです。