坂本龍馬が、寺田屋事件で難を逃れるため、使用したとされる米国スミス・アンド・ウエッソン(S&W)社製の回転式拳銃と同型の拳銃が高知県内で見つかり、佐川町立青山文庫(同町奥の土居)が11日、公表した。
史料研究に役立てるため、地検から移管されたもので、20~29日(24日は休館)に一般公開される。松下司・名誉館長(66)は、「同型の拳銃を間近で見られるのは全国でもおそらくここだけ。ぜひ多くの人に町を訪れてほしい」としている。
見つかったのは、同社が、南北戦争を機に製造した軍用の回転式拳銃「モデル2アーミー」(32口径、6連発、27・8センチ)。一部銀メッキ加工され、全体に唐草模様が施されており、銃身上部に社名が入り、県の管理番号「明治22年 八五七四 高知県」が記載されている。同型の拳銃は、1861年~74年に約7万7000丁製造されたが、製造番号「55280」から後期のものとみられる。
同館によると、龍馬の遺品として、同社製の別型の拳銃が伝わっているほか、1866年の寺田屋騒動直後に龍馬が書いた書状に「高杉晋作からもらった6連発の拳銃で撃った」との表現があることから、龍馬が同型の拳銃を所持していた可能性が高いという。
拳銃は2008年9月に県内の民家で発見。所有者が不明のまま地検で保管していたが、今年4月、「押収した古い銃刀類は貴重な史料として残すべき」と、地検に働きかけをしてきた同館に移管された。
公開時間は、午前9時~午後5時。入館料400円(中学生200円、小学生100円)。問い合わせは同館(0889・22・0348)。
11/12 読売新聞
よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。
史料研究に役立てるため、地検から移管されたもので、20~29日(24日は休館)に一般公開される。松下司・名誉館長(66)は、「同型の拳銃を間近で見られるのは全国でもおそらくここだけ。ぜひ多くの人に町を訪れてほしい」としている。
見つかったのは、同社が、南北戦争を機に製造した軍用の回転式拳銃「モデル2アーミー」(32口径、6連発、27・8センチ)。一部銀メッキ加工され、全体に唐草模様が施されており、銃身上部に社名が入り、県の管理番号「明治22年 八五七四 高知県」が記載されている。同型の拳銃は、1861年~74年に約7万7000丁製造されたが、製造番号「55280」から後期のものとみられる。
同館によると、龍馬の遺品として、同社製の別型の拳銃が伝わっているほか、1866年の寺田屋騒動直後に龍馬が書いた書状に「高杉晋作からもらった6連発の拳銃で撃った」との表現があることから、龍馬が同型の拳銃を所持していた可能性が高いという。
拳銃は2008年9月に県内の民家で発見。所有者が不明のまま地検で保管していたが、今年4月、「押収した古い銃刀類は貴重な史料として残すべき」と、地検に働きかけをしてきた同館に移管された。
公開時間は、午前9時~午後5時。入館料400円(中学生200円、小学生100円)。問い合わせは同館(0889・22・0348)。
11/12 読売新聞
よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます