全国的にも有数の規模を誇った豪農地主「伊藤家」、越後蒲原平野をよぎる阿賀野川の西岸「沢海（そうみ）」の集落に江戸中期より農より身を起こして、明治に入って１市4郡64ケ町村に1370町歩の田畑（東京ドーム330個分）を所有する大地主となる。明治15年から8年ががりで建てられた伊藤家の豪壮な本邸は、敷地8800坪、建坪1200坪部屋数65を数える純日本式住居である。平成12年4月に国の登録有形文化財に登録された。建築より130年が経った今でもほとんど改修、改築の手が入っておらず、その在りし日のままの館に歴代当主のコレクションの古美術品、考古資料が多数あるなど豪農の暮らしぶりを今に伝えており、実に感慨深い境地になりましたよ！ . . . 本文を読む