三大うどんのひとつ稲庭うどんの老舗七代佐藤養助本店の隣の手作り工房で、うどんの製作工程を熱心な職人さんより説明を聞きました。
全ての工程で、生地の熟成具合を職人が肌で感じながら生地と対話し、うどんへの工程を進めていくには少なくとも20年かかるとのこと。仕込みから仕上がりまで4日間を要します。すべて手作り、機械製造では、小麦粉の水分の差や手練りによる絶妙な空気圧の違いの為、触感がもっちりしないとのこと。
機械を一切使わず、全てを手造りで行う独特な手延べ製法で、そのため生地を充分に熟成することが可能となり、小麦粉の旨みを充分に引き出すことができるのです。これも三百年来続く独特な製法の賜物です。
また機械を使わないことで、食用油を使用しませんので、酸化がなく、保存期間が長く、消化にもよい健康食品でもあります。
とにかく弾力性があり、これがうどんのこしともともち感と納得!
4日間の工程を手際よく説明していただきました。ありがとうございました!
注文したのは肉味噌 若鶏のミンチなどが入った甘辛い味噌を混ぜて食べる。特製だし汁付きなので、麺にかけるとさらにウマイ
確かにそうめんの太さと遜色ないのにもちもち感があり食べ応えがありました。ごちそうさまでした。
味噌、だし汁を絡めてかき混ぜて、これがなかなかうまかった!
お店で無料で一人一袋づづ「稲庭ふしっこ」をいただく。
乾燥したうどんを決まった長さに裁断する際、けたにかかっていた部分としてとれるのが「曲がり」「稲庭ふしっこ」です。サラダ・グラタン・各種ソースの具、油で揚げれば、ビールにあうチップスにもなるとのこと。ごちそうさま。。。
佐藤養助商店http://www.sato-yoske.co.jp/
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