昨夜から日中も降り続ける雨でした。
こんな日は、ラジオからのBGMをBluetoothスピーカーで一日中流して過ごします。
10数年前のスマホを使い始めたころ、世界中のラジオ番組を自由に聴くことができるなんて想像もできませんでした。
午前中は、フランスのリヨンのクラシック専門放送局から。
フランス語は理解できないが、音楽は言語の違いを超えた「世界共通語」だからアナウンスは何語であれ気にならない。
他にも、ロンドンやベルリン、ニューヨーク、カナダの放送局も選んでお気に入り登録しています。
一日中バッハだけの曲を流しているカナダの放送局
午後は、国内の「ラジオ日本」が放送している「ザ・スタンダード」を。
1960年代から1970年代によく聴いた洋楽が中心に流れます。
あの頃は、ジャズ、アメリカンポップス、ヨーロピアンポップス、ラテン音楽、タンゴ、シャンソン、カンツォーネ、ロシアン民謡、映画音楽、イージーリスニングなどなど、いろいろなジャンルの世界中の音楽が流れていました。
今では、当時の音楽が聴ける唯一の放送番組が、「ザ・スタンダード」です。
私にとって、この「ザ・スタンダード」は貴重なラジオ番組の一つです。
聴き逃しを利用し、一週間放送分をまとめて聴きました。
30分×5日間だから2時間30分。
イッツ オンリー ア ペーパー ムーン、べサメムーチョ、素敵な貴方、キエンセラ、モナリザ、ムーンリバー、ビギンザビギン、オールウィーズなどをボーカルで。
シング・シング・シングやA列車で行こう、トウ・ラブ・アゲインなどをビックバンド、そしてテイクファイブなど本格的なジャズ演奏も。
10代から20歳代にかけて聴いていた曲が次から次に流れ、曲とともに当時のことが蘇えり、多少センチメンタルな気分にはなったが、若かりし頃の曲をたっぷり聴けた雨の午後でした。