私の15日から22日までの期間はベートーヴェンの第九一色です。
スクリーンコンサートを楽しむ会のメンバーの定例会で第九を5回開催。
今日と明日はコンサート会場へ。
飽きないの、とよく言われるけど、これは音楽に限らずどんなことでも好きなことであれば、誰しも飽きが来ないのは同じだと思います。
今日はサントリーホールの第九特別演奏会に行って来ました。
指揮:佐渡裕
新日本フェルハーモニー
ソプラノ:高野百合絵、
メゾソプラノ:清水華澄、
テノール:宮里直樹
バリトン:平野和
合唱:栗友会/二期会
第九演奏前にオルガンの独奏も。
オルガン:室住素子
・J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
・A.ギルマン:ヘンデルの「頭を上げよ」による行進曲 op. 15(オルガン独奏)
この特別演奏会は、今日を皮切りに都内や横浜で5回続きます。
指揮の佐渡裕さんは人気のある指揮者だからチケットは早々と完売。
NHKのらららクラシックで、日本人指揮者人気投票をしたところ一位でした。
佐渡裕さんは、今年新日本フィルハーモニーのミュージックアドバイザーになり、来春から音楽監督に就任することが決まっています。
今年の6月、就任を記念したコンサートがサントリーホールであり、久しぶりに聴かせてもらいました。
言わずと知れた経歴をもち、レナードバーンスタインや小澤征爾などに師事し、世界的なコンクールで優勝し、海外のオーケストラを指揮するなど、実力と人気の高い指揮者です。
佐渡さん指揮で2011年12月、東京文化会館で東京フィルハーモニー交響楽団の第九を聴いてからだから11年ぶりでした。
情熱的でダイナミックな彼の指揮ぶりを見ているだけで、曲の流れが分かりやすく、自在に揺れ動くテンポや間合いなど、彼独特の第九に仕上げられていました。
今日の席は、指揮者から数メートルだから、滴る汗だったり、時々熱気が入った声を発するのまで聞こえたほどでした。
演奏終了と同時に割れるような拍手が鳴り止まず、それに答える再登場が4回も続いた。
コロナ前であれば、ブラボーの連発なのだろうが、この時世ではそうはいかず精一杯の拍手を送り続けた。
指揮者も演奏者も、聴衆の唯一の反応である拍手の嵐に満足してもらえたでしょう。
今回のコンサートは、演奏終了後の写真撮影がOKでした。