つくば市内での要件が短時間で済んだので、国立科学博物館筑波実験植物園に行ってきました。
この時期の野外エリアは、冬枯れ時期なので特に見て回る特別なものはあまりないし、散歩がてらに園内を一回り。
ここの実験園は、およそ14ヘクタールの敷地に、日本に生育する代表的な植物をはじめ、世界の熱帯や乾燥地に生育する植物、人間の生命を支える植物、筑波山で見られる植物など、7000種類を超える植物が植栽されている。
そのうち3000種類を見ることができます。
屋外は常緑広葉樹林区画とか低木林(高地性)区画、山地草原(低地性・高原性)区画、水生植物区画などの9区画に分けられ、温室は熱帯雨林、サバンナ、水生の3つに分けられている。
それぞれの植物にすべてラベル表示してあり、初めて見る植物でも名前や分類が分かります。
あくまで実験園なので、自然のままの環境が基本なのだから、手入れが行き届た公園などとは違う。
真冬は、冬眠・休眠中が多いから見るものは極端に少ない。
特別な趣味として観察を目的に訪れるなら別だが、野草や樹林の花が咲く時期以外はつまらない。
野鳥が多いので、所々でカメラを構える数人を見かけた。
花が少ない中でも、いくつか見つけられた。
植物園が週毎発行している「今週の見ごろの植物」を参考にその気で園内を回れば見つけられる。
屋外で今日見つけたのは
シナマンサク
カワラハンノキ
日本紅梅
ヘレボルス・ニゲル
温室内には入らなかった。
この実験植物園に初めて来たのは30年ほど前にはなるかな。
ハンカチの木が新聞に掲載されたのを見て、どんなものかと確かめに来たのが最初。
それ以来毎年一度は訪れています。
弁当持参だったことも何度か。
真冬に訪れたのは初めてでした。
65歳以上のシニアは入園料が無料なのがありがたい。
2月23日から「早春の植物」が始まるので、また行ってみます。