ときどき車で通る道添に、色とりどりの花が咲いている畑があり、何時もなにかしら綺麗に咲いているので気にはなっていた。
少し離れた場所に駐車スペースがあったので車を止め、畑を覗かせてもらった。
家庭菜園らしき手入れが行き届いた100坪ほどの広さ。
野菜類が半分、あとの半分が花畑でした。
最近では、あまり見かけなくなった百日草とその奥には背丈の低い向日葵が。
百日草を見たら、子供のころの庭を思い出した。
夏に入ると、百日草、鳳仙花、グラジオラス、ダリア、カンナ等が咲いていた。
父親が花が好きで、冬以外はいつもなにかの花を咲かせていた。
今は当時とは比べられないほど花の種類が豊富で、鮮やかな洒落たいろいろな花を咲かせて楽しんでいるでしょうが、私が子供の頃の夏の草花と言えば、どこの家にも咲いていたのが百日草や鳳仙花、カンナでした。
特に百日草は名のとおり花の期間が長く、お盆に仏壇やお墓に飾る花としても重宝していた。
夏の一番暑い盛りに、100日余りも咲き続けるこの花は、異常な暑さの今年も、青空に向けて花を広げ凛と咲いています。
百日草だけではなく、夏の花には春の花よりも咲いている期間が長いのが多いのでは。