今朝はすでに厚い雲が。
7月の暑さが一段と厳しくなった頃に咲き始めた夕顔がいまでも。
あの猛暑で勢いを削がれた時期もあったが、3ヶ月経った今でも毎日20個以上咲き続けています。
真夏とは違い、気温の低下や日照時間に反応し、暗くならないうちに開花するし、翌朝も今日のような曇りだとしばらく萎れずに。
それだけ今は長い時間、凛とした姿を見せてくれます。
20年以上も毎年種から育てて楽しんでいるので、たびたび登場してきますが、なんと言ってもこの花の魅力は、純白で清いままで終わるのと香りの良さです。
この時期でも花の姿は変わらないが、香りは真夏より薄くなってきました。
ときどきご指摘があるように、夕顔は属名:ウリ科ユウガオ属でカンピョウの元になるものですね。
私が育てている画像の花は、正式には属名ヒルガオ科サツマイモ属ですから、本来は夜顔と呼ぶべきですが、一般的な呼び方になっているので夕顔と言っています。
ウリ科の夕顔は、かぼちゃの花を白くしたようなものです。
源氏物語に五十四帖の巻の一つ第4帖に帚木三帖の第3帖のなかに夕顔が登場しているのはよく知られています。これはウリ科ですね。