猛暑続きで、一夜花の夕顔(夜顔)が全開できずに途中で萎んでしまっていましたが、夕方からの気温が下がったので、数日前から活気を取り戻し、本来の清楚な姿を魅せてくれています。
夕顔は光と気温の変化にとても敏感です。
曇り空で気温が低くなると開花が早まります。
なので毎日の開花の時間が違うのです。
今日も30度を超えたが、曇で微風があり体感的には涼しく感じます。
夕顔も同様に感じたのでしょう、北向きの蕾が早くも午後4時には緩み、まだ明るい5時に全開しました。
純白で15cmもある花が開くと、えも言われぬ芳香が漂います。
私一人だけではもったいないのですが、夜に咲く花の宿命ですね。
できる限り、たった一夜限りの命の晴れ舞台を見てあげます。
昼の喧騒と汚れを知らず、純白のまま夜明けとともに花は終わります。
昨夕の花数は27個でした。
今夕もすでに24個。南向きの蕾が開き始めています。
最大で40個を超える年もありました。
蕾がまだまだ誕生しているから、10月半ばまで咲き続けるでしょう。