電線に鳥が止まり、ボーボー・ポッポー、ボーボー・ポッポーと鳴いていると、「クーちゃん」「クーちゃん」と呼ぶ声が聞こえてきます。
「クーちゃんは」キジバトです。
そのキジバトが、子供でまだ飛べなかった頃、お隣の庭でうずくまっているのを奥様が見つけ、保護して餌を与え、成長するまで育ててから自然に戻してあげたそうです。
それ以来、一日に一度はやってきて、電線に止って鳴き始めます。
「クーちゃん」が餌をもらいに来たのでしょう。
鳴き声を聞き、ご夫妻が庭に出て餌をあげるとき「クーちゃん」の名を呼んでいるのが聞こえてきます。
庭に蒔いたモロコシなどを啄みに降りてきて、食べ終わると近くの森に帰っていきます。
私の家から姿は見えないが、声は聞こえてくるので、今日もキジバトが餌をもらいに来たのでしょう。
なぜ名前をクーちゃんとつけたのだろう。今度聞いてみよう。