2023年も残すところあと2日。
年末に「1年早かったよね」と言った舌の根も乾かぬうちに「また1年、早いよね」なんてセリフが、挨拶代わりに飛び交っていたりしますね。
小学校生の子供の頃に「もう3学期1年早いよね」なんてことは言わなかった。
「ジャネーの法則」というのがあるのをご存知ですか。
若い人たちが、さよならの代わりに“ジャーネー”なんて言って別れたりしますが、ちょっとそれとはと違います。れっきとした一つの法則なんです。
ジャネーの法則とは、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明したもので、簡単に言えば、「時間の経過の早さ」は、「年齢に比例して加速する」と言うことです。
その速さは、50歳の人が小学生(10歳)の時に比べておよそ5倍のスピードで時間が過ぎていっている感覚だそうです。
それに、「今現在進行している時間の体感速度」ではなくて、「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」なのです。
年末にこんな思いを抱くのは私だけではないと思います。
まだまだ新しい経験をどんどん積んで、より充実した日々を過ごせれば、いくらかは時間がゆっくり進んでくれるのかも。
「ジャネーの法則」を詳しくはこちらを参考に