今月、お盆の前に
私のことを、娘と わからない
痴呆の父が
肺炎になりかけている
とのことで 入院しました。
私は、すぐ病院に 行けず
ある日、父が
危険な状態になって
葬儀は、どこでする?
という話や
葬儀の為に
実家の片付けを するから
私の荷物を 実家に 取りに来て
と、いう時に
私は、やっと
父に会いに 行けました。
お父さんは、
幸せと 言い切る 私に
ryuruは、何が幸せなのか?
そんな不幸な人生で、幸せであるものか・・・と
言ったでしょう?
私は、まだ お父さんが 納得できる
幸福な生き方が 出来ていないから
死んだら許さない・・・と
言ったその日から
なぜか、急激な状態の悪化が
止まりましたが
このままでは、
あと 2~3ヶ月の命です。
胃ろうを すれば
もう少し、生きられる
と、宣告され
又、私は 病院に行き
お父さんが 思っているような
幸せな生き方が、私は 出来ていないから
まだ 生きていてよ!
と伝えた時
父の目が、少しだけ 潤んで
赤くなっていました。
痴呆でも、わかっていますね。
誰が、何を 言っているか
わかっていますね。
父は、その後
胃ろうをしなくてもよくなり
口から 少しだけ
食べられるようになりました。
なんだか、回復 しています。
でも、何よりも 奇跡は
私が、父に そう言えたことかな
今なら、虐待で
近所から 通報されそうな
そんな 育てられ方をした私が
父に、わだかまりなく
会いに行け、語りかけられる
それを、幸福に 思います。
私は、とても 幸せです。
2015.8.28 ryuru