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地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

三浦半島最高峰・大楠山に登る(安針塚から衣笠城址へ)

2009-05-05 16:59:57 | ハイキング

大楠山に登る(安針塚から衣笠城址へ)

日時;2009-5-4
天気;曇り、時々薄日
歩行時間;5時間20分(昼食時間を除く)

コースとタイム】*道路交錯場所などでロスタイムがあったで、タイムは正確でない。
 (京急)安針塚駅(8:20)→(8:50)塚山公園(9:10)→(9:50)不動橋→(10:00)大楠山登
山口→(10:20)菖蒲園→(11:40)大楠山[昼食](12:20)→(13:40)衣笠城址(13:45)→
(14:00)三浦縦貫道入り口→(14:15)バス停
  ◎バス停・衣笠城址前→衣笠十字路(→JR衣笠駅){or →横須賀中央(京急線)}

ガイド数箇所】、ヨコヨコ道路(横浜・横須賀)やタテタテ道路(おおっと違った、三浦縦貫道だった)、その他の有料道路が要所要所で、しかも立体的に目の前に現れ、山道はズタズタで散々な目に遇った。
 国土地理院2万5千を持参したが、ほとんど役に立たなかった。それで、そういう箇所でかなり試行錯誤のタイムロスをした。だから、上のコースタイムはスタートと大楠山の発着は別として、参考になるかどうか心配だ。
 こうした道路開発による自然破壊、ゴルフ場に占領された大楠山など、まったく腹が立つ。コース説明に2万5千が役に立たないので、止むを得ず、ヤフーの地図を掲載し、それで説明させていただく。

(1) 安針塚駅→塚山公園
    駅から塚山公園までは、写真no.1のように道の各所に案内が出ている。ただ、1ケ
 所注意を要する所がある。写真no.2の「ホタルの里」の方へ行くと誤りとなる。no.3
  へ行ったら、再びこの場所に戻ろう。
    no.2の場所から左に一歩入ると、写真no.4の案内がある。あとは、迷わずに塚山
 公園へ行ける。 

              
no.1                                     no.2


no.3 下を渓流が流れている。

 
no.4                   no.5 右がウイリアム・アダムズ、左が妻


no.6 塚山には日本名三浦安針夫妻の墓がある。丘の上は広い公園になっている。


no.7 「港が見える丘」からの眺め


地図1 *コーヒー色は私の歩いた道。ピンク色のほうが近道のようだ。

(2)安針塚→大楠山登山口
安針塚左下の道を行くとすぐ、左へ急激に降りる案内がある。私はこれに従ったが、そこではなく、もう少し進んでから左に下る道を選んだほうが分かりやすいようだ。

 
no.8 すぐの下り道                    no.9

 下の道路に降り立って驚いた。山道がなく、高速道路が立体的に交錯している。さて、まったく見当もつかない。小さな川(下山川)に架かる橋を渡ったところにno.9の
案内があるにはある。だが、右は大げさな道路だらけだ。これでは分かるはずがない。横断歩道の無い車道を、車に追われてあっちへ渡り、こっちへ渡り返して、最後に結論した。この下山川沿いに歩いてゆこうと。だが、土手道を歩いて行くと、農夫らしき人に止められた。「この先は行き止まりだよ」と。
 言われるままに先ほどの大通りに戻り、道路の下を潜って振り返り、撮った写真が
no.10(ヨコヨコ道路)とno.11(中古車販売店)。この写真を見て、道路を左に歩けばよいことが分かった。

 
no.10                      no.11

 
no.12 ここを入ればよい。    no.13下山川にかかる橋

 あとは車がほとんど来ないこの川沿いの道を、信号不動橋まで、のんびりと
歩けばよい。ヨコヨコ道路を潜った先の「不動橋」で道路を左に行けば、no.15の
信号したに着く。下にはコンビにのスリーエフがある。

 
no.14 この脇の道(ピンク色)を行くのが近道だ。              no.15


地図2

(3)大楠山登山口→大楠山
  バス停もある「大楠山登山口」から舗装の道を登っていくと標識があった。左は菖蒲園、右は阿部倉温泉・大楠山とあった。地元の年配者が散歩をしていたので、その人に訊いた。菖蒲園はすぐそばだし、そっちからも大楠山へ行けるとのことで左を選んだ。だが、これが大失敗。菖蒲園に入園する気もないのに、「すぐそば」という言葉を信用してしまった。これがえらい距離で、ピンク色の道を選ぶべきだった。

 時計回りにぐるっと右旋回して、ようやくヨコヨコ道路の下を潜った。その先で道は、ようやく山道らしくなり、やがて、小さな谷道となった。→no.16, no.17
 沢道が終わり少し進むと、木枠のある急な階段が続くようになり、息が弾む頃視界が開けたかと思ったら、突然、金網に囲まれたゴルフ場に出た。金網は山頂まで続いているようで、ハイカーは金網の外側の細い隙間道を、遠慮しいしい登ることになる。金網の中では、少数のゴルファーが、広大な緑の芝生の中で大声を挙げながら嬉々として楽しんでいた。大勢の脇道を行くハイカーたちと、不思議な対比であった。
 三浦半島最高峰の大楠山も、山頂のわずかな部分以外は、ほとんど私有地なんですかね?私のブログで訴えた北軽井沢の「照月湖」とおなじように、大楠山も、この地球上から抹殺されるのでしょうか?国はどういう考えなんですかね?

 
no.16                                    no.17


no.18 ゴルフ場の金網のそばの分岐点

 242mとある。
no.19

 大楠山の頂上は見晴らしが良い。ちょっとして店もあり、トイレもきちんと整備されていた。

 
no.20                                           no.21


no.22 山頂は家族連れや若い人で賑わっていた。


地図3

(4) 大楠山→衣笠城址 
  山頂からの下りは no.18の分岐点まで戻り、そこから衣笠城を目指す。地図2を見てもらうと分かるが、どんどん下ると、舗装した林道が交錯する場所に出る。前方右手に、林道の上を渡る橋が見えてきて、そこを渡ってから、細道は舗装道路の上部を、それと並行するするように進んだかと思うと、またその林道に下りてしまう。

 さて、(地図2で)右手に舗装の林道を歩いて間もなく、左に、背の低いコンクリート柱が土中に埋まっている場所に出る。左折して山道を行くと、こんどはヨコヨコ道路の上を渡る立派な橋に出会う。そこを渡り、正面の階段を上れば、山道は、地図3のように、衣笠城址に導いてくれる。


no.23

 
no.24                  no.25

 衣笠城址の裏手は素敵な山道で、当然、衣笠山公園に導いてくれるものと思っていた。だが、またもや、大きな車道に下りてしまった。見たら(no.25)「三浦縦貫道路」とあった。山道は?と周囲を見回したら、「バス停へ」の標識が眼にとまり、何気無く足はそっちへ向かってしまった。だが、これまた失敗で、いくら歩いてもバス停は出てこない。バス停「衣笠城址前」は、かなり先であった。こんなことなら、山道を探して、衣笠山公園へ行くべきであった。 


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