実施日:2011-5-26
天気:曇り
同行者:女性4名
交通:[往] 鎌ヶ谷大仏(7:00)→池袋(8:22)--[東武東上線]--(9:19)東松山(9:26)--[バス]--古名
[復] 吉見百穴--[バス]--東松山(16:11)---(17:06)池袋→鎌ヶ谷大仏
交通費:約4千円(電車+バス)
徒歩コース *トイレ
バス停・古名(こみょう)(9:50?)→旧荒川サイクリングロード→総合運動公園前で土手道から離れる→水路沿いの道→JA埼玉中央→県道345号→第二横見川水路→山ノ下保育園→(11:45)ぽんぽん山[昼食]*(12:30)→黒岩横穴古墳群→八丁湖[遊歩道]*→伊波以神社→横見神社→345号→息障院→西吉見局→北向地蔵→根古屋集会所→吉見百穴*[300円](15:46?)→市野川橋→バス停・百穴入口(→東松山駅)
コース概要
ハイキングというよりは、ウォーキングの範疇だろう。ほとんど平地の田園地帯を歩くことになる。
このコースは吉見百穴からぽんぽん山へ歩き、最後にバスで東松山へ戻るガイドが多い。だが、地域の循環バスは複雑で、土地勘の無いものは停留所の名前を見ても、そこがどの辺かも分からない。加えてバスの本数が少ない。
ということで、先にバスで遠方まで行き、ぽんぽん山から東松山駅へ戻るのが良いと考えた。
旧荒川土手のサイクリングロードは緑あふれる快適な道で、そこから離れてぽんぽん山へは、田植え時期ののんびりとした田園風景の中を歩く。ぽんぽん山は高度20メートルとのことだが、頂上からの見晴らしは良く、そこの岩は下からみるとマッターホーンのようで、ご機嫌だ。神社前にはトイレがるし、脇の小さな公園には水場もあり、弁当を広げるにはもってこいの場所だ。
ぽんぽん山から車道を横断して黒岩横穴群への山道は、木立に覆われ、なかなか素敵だ。途中、幹から分かれる枝のように、幾つもの森道がある。古墳から更に森の中を進むと、やがて、眼下に湖の広がりが見えてくる。周囲には遊歩道が整備されていて、静かな散歩道が待っている。
八丁湖からは伊波以神社への道を選んでしまったので、とんでもない回り道をしてしまった。吉見観音への道を誤り、結局、吉見観音へは寄れなかった。残念至極。下の詳細図では、紫色の道を選んでください。 ×を入れた道は遠回りになってしまう。
北向地蔵までは車道の271号のてくてく歩きが待っているが、しばらくは辛抱だ。北向地蔵からも、吉見百穴まで車道だが、こちらは案外早く目的地に着いてしまう。
手付かずの黒岩横穴群とは対照的に吉見百穴は、入山料300円をとるだけあって、きちんと整備されて手入れが行き届いている。横穴群の一つ一つを覗ける道が付いていて、裏山まで歩ける。だから、ここでは案外時間をとる。土産物屋もあり、お茶を出してくれた。
時間が4時近くになったので、隣りの松山城址公園の山には行かず、駅へ向かうことにした。徒歩20分以上はあるとのことだが、市野川橋を渡って左手に駅へ向かうバス停があると教えられた。橋を渡り終えた頃、ちょうどバスが来たのでバス停へ駆け出し、何とか東松山駅行きに乗れた。
"m-241"のGPS軌道をGoogle地図に読み込んだものに、ソフト「ペイント」で書き込んだ。最下段のバーを右にスライドすれば、隠れている部分が現れる。
ぽんぽん山~八丁湖詳細図
こちらは「カシミール3D」の1/12,500の地形図に"m-241"のGPS軌道を読み込ませ、ソフト「ペイント」で上書きした。
旧荒川沿いのサイクリングロードを行く。緑が美しい。
前方山の向こうには八丁湖があるが、我々は水路に突き当たったら右に折れ、ぽんぽん山へ向かう。ちょうど田植えのシーズンだった。
山頂の大岩の近くの地面を強く踏むと「ぽんぽん」と音がしたというのが、山名の由来。
山頂からの展望は、なかなか良い。
吉見のマッターホーン?
八丁湖へ向かう森の中の山道。この先、右手に幾つも枝分かれして森道を楽しむことが出来る。
こちらは、吉見百穴と対照的だ。手付かずのまま放置?されている。未確認の洞窟が多いそうだ。
八丁湖の周囲を巡る遊歩道。
八丁湖は、この時期、水が下がっていた。
道路を挟んで、八坂神社の前にある北向地蔵。
古代人の墳墓群。発見当初はコロボックル住居説が唱えられたそうだ。
この横穴は無数にあり、一つ一つ見て歩くと時間が相当かかってしまう。我々は前の土産店でお茶をいただいてから、4時前に此処を去った。