雲が多いので、予定を変更して当初とは逆のコースにした。つまり、真間山から京成鬼越駅へと、真間川を下ることにした。
9時半ごろJR市川駅を降り、手古奈霊堂に行った。境内の桜は未だこれからの感じだ。それでも、池畔の緑の柳と桜がよく溶け込んでいた。
門を出たところで蕾のカイドウが迎えてくれた。
前日の春嵐が影響したか、伏姫桜は元気がなかった。
真間山弘法寺の境内で↑↓
境内にある水原秋桜子の句碑。「梨咲くと 葛飾の野は との曇り」
以前は、この辺も梨畑が広がっていた。梨の白い花が一斉に咲き出すと、まるで雲がたなびいているように見えたのだろう。名句である。
須和田公園も桜がきれいであった。静かな丘で青空が見えるまで、しばらく雑談した。そうこうしているうちに、ようやく薄日が射してきた。
さてっと、真間川に出て、そこから京成鬼越駅まで歩くことにした。まだ、満開という段階ではなかったが、今年は、これで良しとするか。京成鬼越駅まで鑑賞しながらそぞろ歩きを続けた。
昨日帰宅して調べたら、日本気象協会の情報では、市制公園は五分咲き、千鳥が淵は満開と出ていた。我家の近くの桜は4月1日が開花。山梨の神代桜はもうすぐ満開との情報。つまり、例年、これらを基準にすればいいわけだ。