カテゴリー「蔵書」のなかで、次のような文を書いた。
「私の所有する『愛鷹の巨石文化(前・後巻)』(加茂喜三著、富士地方史料調査会、昭和60年発行)によれば、愛鷹山中には明らかに人工の巨石群がたくさん眠っている。写真も載っているが、飛鳥の謎の石造物の数の比ではない。里人は庭石に利用している写真もあるが、この本が出てから心無い者に巨石群がだいぶ荒らされているらしい。それでも、それらを見に行くには山慣れした探検隊でなければ不可能のようだ。」
先日、これを読んだ人から、「現地を案内してくれ」というメールを頂いた。私のブログに反応して頂けるのは大変うれしい。だが、これは、何か勘違いされている。お断りの返事を書いた。
先ず、私は現地に行ってない。ダートの林道を自在に走れる四輪駆動車が要るだろうし、ザイルワークができる人間が少なくとも2人は必要だ。
私がプロフィール欄に、案内うんぬん、を書いたのは、私がブログで発表したハイキングやウォーキングのコースのことである。しかも、地元に近い場所に限る。
もちろん、大和の「山之辺の道」や二上山の案内はできる。だが、交通費などは依頼者負担なら別だが、自腹を切ってまで案内する気にはなれない。