最近は蔵書をどんどん手放しているので、小泉八雲の原書も今は手元にない。彼のエッセイのなかで、松江の早朝の生活の音について述べたものがある。 "The glimpses of unfamiliar Japan"(?) だったか、何の中にあったか、忘れてしまった。今となっては、旧き良き日本の風物詩だが、ハーンは朝の「もの売り」の声に心をひかれる。さらに、松江大橋からはカラーンコローンと音が聞こえてくるが、その木造の橋を人が渡るときにたてる下駄の響きがたまらなくいい、と述べている。
松江には若いとき2度ほど行っているが、いずれもあわただしい周遊旅行だった。ところが、数年前に、そこに親戚ができたので、出かけてみた。ところが、松江大橋は江戸日本橋と同じ状況になっていてすっかり様変わり。ハーンの愛した松江は何処に行ったのだろう。
だが、松江は松江。古代出雲族の故郷。地図を眺めていると、いろいろと興味をひく場所が目につく。中国山脈のふところ奥深くにも足を踏み入れてみたい。
松江には若いとき2度ほど行っているが、いずれもあわただしい周遊旅行だった。ところが、数年前に、そこに親戚ができたので、出かけてみた。ところが、松江大橋は江戸日本橋と同じ状況になっていてすっかり様変わり。ハーンの愛した松江は何処に行ったのだろう。
だが、松江は松江。古代出雲族の故郷。地図を眺めていると、いろいろと興味をひく場所が目につく。中国山脈のふところ奥深くにも足を踏み入れてみたい。