南会津生活記

南会津での日々の〝ひとコマ〟をご紹介しています。
by s-k-y (presented by taito)

イザベラ・バードが歩んだ道 その3

2008年05月08日 12時33分40秒 | いにしえへの思い
糸沢宿を出て、またトボトボ歩き出しましたが、国道121号は大変な交通量!栃木県方面から次から次へと関東ナンバーの車がやってきます。まるで、関東で何事かがあって非難してくるかのように、家族連れでたくさんの荷物を積み込んだ車の列が続きます。ゴールデンウィークですからね!
こんな状況で排ガスの匂いのする国道沿いを歩くのは辛いので、国道をそれて農道を歩くことに 一気にのどかな雰囲気へ!


ふと見上げると雪がまだ残る七ヶ岳が雲の中から姿を見せ始めました。
いずれ登ってみたいものです。



30分程歩いてようやく小さな集落が!
ここには茅葺屋根の古民家が今でも現役で使われていました。



日本奥地紀行『川は広くなって静かな流れとなり、かなり大きな水田の中をのろのろと流れていた。』
糸沢宿の前後から、このような景色が広がっています。



日本奥地紀行『最後の宿場間を歩いて川島に着いた。ここは五十七戸のみじめな村であった。』
上の写真で右の方に見える集落が川島宿。場所はココ→Mapfanの地図
イザベラは馬が疲労していなければ一気に田島宿まで行きたかったでしょうに、歩きではここが限界だったようです。あと5kmくらいだったのに
おかげで酷い宿屋に泊まらなければならず、この時のエピソードからもイザベラがこの集落を上の文章のように表現したのでしょうね!
ここまでの表現を残すということは、相当まいったのでしょう





この辺ではまだまだ春の花が最盛期でした!
疲れもいえます



イザベラ・バードが歩んだ道
一日目 旅のはじまり その1 その2 その3 その4 番外編(鴫山城)
二日目 その5 その6 その7 その8 その9 その10