ここからの写真はお古の携帯電話の200万画素カメラで撮影したものです

大清水平から皿伏山を越え、さらに白尾山を越え、富士見峠を目指します。
一見、林の中を軽快に歩いて行けそうなのですが、なんとここは湿地

行き場の無くなった水が登山道に集まっているようで、しかも枝や倒木に足を置こうものならツルッと転倒の危機


ペースが上がらぬまま、怪しい雲行きに焦りつつ、まずは皿伏山に到着です。
名前のとおり、皿を伏せたような山、決して急勾配ではなく登りやすいのですが、道が悪すぎ・・・


次の目標の白尾山へ向かいます。
ここからは木道がある


木道が無い方がまだマシ!が、木道外は湿地状態。。。
ペースが上がりません


木道では滑って転ぶし、木道の無いところではドロだらけ

はて?案内看板?
なんと白尾山まであと1.7キロもある!?
時刻は15時半、焦りが募ります。。。

白尾山へは急勾配の山道

足元の悪さとアブに悩まされつつ、転倒数回。
その間、左手首を痛め、三脚ヘッドの固定レバーは紛失し、
どこでぶつけたか金属フードは変形と・・・もうボロボロ

と、ようやく白尾山頂に到着です。
ここでしばし休憩~。
富士見峠まであと1.7キロ、時刻は4時半。天気は降雨一歩手前!
最後の気力を振り絞って立ち上がったところ、ビリッ・・・
ベンチのクギが出ていたようで・・・ズボンがやぶれた

ホントもうボロボロ。。。

下っていると尾瀬には似つかわしくないアンテナ発見!
どんどん尾瀬から離れて行ってるような気分に・・・
道を間違ったかな~と不安が募ります。。。

しばらく歩くと案内板発見!道は合ってたみたい


時刻は5時半。ようやく富士見小屋に到着です


富士見小屋の近くには富士見田代!

そしてついに、念願のアヤメ平に到着です


白尾山から降り出した雨も止み、けど冷たい風が吹き付けます。。。
「夏の夕暮れ時、暑い空気が徐々に冷めていく中、星が出るまで撮影を楽しもう」という妄想は、この霧の彼方へ消えうせたのでした


★☆ 8月の尾瀬(8/1-2) ☆★
その1(大江湿原へ)、その2(尾瀬沼畔)
その3(大清水平へ)、その4(アヤメ平へ)
その5(夜明け)、その6(尾瀬ヶ原)
その7(帰途)
その8(銀塩フォトギャラリー ポジ)
その9(銀塩フォトギャラリー ネガ)
その10(銀塩フォトギャラリー モノクロ)
★☆ 今までの尾瀬写真index ☆★