おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

第1回大阪府ジュニア公認記録会

2012年04月08日 | 大会
今日は、第1回大阪府ジュニア公認記録会。
魔女っ子の出場種目は、100メートルと200メートルのブレ(平泳ぎ)

魔女っ子は、スクールで、アップをしてから、集合場所へ行き、電車で会場へ。
母は、初めて、自分で車を運転して、出戸の水泳学校まで。
なんとか、無事に着いた。

最初は、100メートル。
タイムは、1分20秒60
またしても、20秒が切れなかったが、ベストタイムは出たので、このまま、じわじわと縮められたらいいか、と、思う。

次の200メートルまでは、たっぷり時間があったので、買い物をしたり、魔女っ子に差し入れをしたり・・・。

そして、いよいよ、初めての200メートル。
練習していた大きな泳ぎができている。
ラップも、すごくいい。

25メートルプールを、4往復するので、途中、何往復目か迷ってしまう母。
魔女っ子が、大きく引き離して先頭を泳ぐ。
ドキドキしながら、ストップウォッチでラップを計る。

と、3往復した魔女っ子が、ゴールしてしまった。
「えっ?!」
つまり、150メートルのところで、止まってしまったのだ。

戸惑った顔をしていた魔女っ子が、ハッと気づいたように泳ぎ出した。
でも、一旦、立ってしまったら、もう、それは失格なのだ。

予期せぬ出来事に、ただただ、びっくりしてしまう。
でも、練習の成果の出たレース。
母は、それだけでもよかったと思ったのだが、魔女っ子にしてみれば、それだからこそ、くやしくてしかたなかったようだ。
「いい泳ぎやったやん」
母の言葉に、顔を赤くはらした魔女っ子が、また泣き出してしまう。

魔女っ子から話を聞き、他の人からも聞いたところによると、タイムを計っていた人が間違って、150メートルのところで、前へ出て、ストップウォッチを押したのだそう。
それで魔女っ子、
「おかしい」
とは思ったものの止まってしまったのだそう。

あとから、その人に謝られたし、ちょっと、ざわざわしたらしいが、取り返しはつかない。
結局は、止まってしまった魔女っ子がいけないのだが、よりにもよって、初めての200メートルに挑戦した魔女っ子に、そんなアクシデントが起こってしまうなんて・・・。

泣きはらした魔女っ子の顔。
中学の大会にも、影響が出るかもしれない不安もあるのだが、とにかく、次にリベンジを果たして、乗り越えてほしい。