おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

1回休み

2012年08月05日 | 日々のこと
土曜日に、お酒も入っていた母の、
「宿題をしなさい!」
というのが、魔女っ子いわく、
「しつこかった」
ということで、大喧嘩になり、花火大会は、
「もう、行かん!」
と、魔女っ子。

晩ご飯を用意していなかったので、お好み焼きを食べに行くことになったが、それも魔女っ子、
「行かん!」
と。

スーパーマーケットで、お惣菜を買ってきたのを食べた魔女っ子と母、またもや険悪な状態に・・・。
パパが寝た後に、つかみ合いの喧嘩になり、仰向けに倒された母は、しばらく横になっていたが、胸の痛みが激しく、身動きもとれないので、結局、救急車で病院に行くことに・・・。

「ごめんなさい」
謝ってきた魔女っ子に、母、
「これがママでよかった。あんたは、力が強いんやから、よその子には、絶対、暴力振るったらあかんねんで」
言い聞かせたが、とにかく痛い。

しばらくして到着した救急車は、隣の区からの応援。
花火大会で、救急車が出払っていたのだ。
受け入れてもらえたのも、隣の区の病院。
パパが付き添ってくれる。

肋骨の骨折の疑いで、CTを撮ってもらったりしたが、明らかな骨折がないことと、肺には異常がないということで、胸のバンドをしてもらい、
「月曜に、もう一度、診てもらってください」
ということで、帰ってきた。

救急車に乗る時、靴を忘れてきたので、病院でスリッパを買って帰った。

仕事も、プールも、もう、だめだなぁ・・・。
そう思いなら・・・。

帰ると、魔女っ子、
「だいじょうぶ?」
母に、くっついてきた。
幼いころと、何も変わらない。

日曜は、母、痛み止めを飲みながら、昼頃まで横になっていたが、魔女っ子の事を、何もかも許す気にはなれなかったので、少しだけお小言をいわせてもらった。
「いくら腹が立ったからって、小さい子やないんやから、親に暴力を振るったらあかんで」

夜が明けたら、仕事の事も、プールの事も、すごろくゲームの、「1回休み」だなと思えるようになった。
まだ、「ふりだしに戻る」には、なっていないと思う。