おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

ミニバス、最後の試合

2012年03月03日 | 大会
今日は、ミニバス。
4校集まっての練習試合。
ホームでの試合で、魔女っ子は、7時過ぎに家を出る。
水泳の朝練習は、休み。

母は9時頃、お弁当を持って行って、1回目の試合の時間を確かめる。
11時40分。
体調も良くなかったので、一旦、家に帰る。

第一試合は、野里小学校と。
今日は、ミニバスの最後の試合なので、ビデオ撮影もする。
大差をつけての勝利。
よかった。

勝ったチーム同士の試合は、最後なので、時間は、3時40分。
その間に、修理の終わった車を取りに行ったり、その帰りに買い物をしたりする。

3時を過ぎてから、小学校へ。
加島小学校との決勝戦。
ほんとうの最後の試合。
ビデオをまわす。

この試合も、勝っていた。
魔女っ子も、連続のシュート。
すごく調子がいい。

と、思っていたら、4クォーター。
ゴールの下で、魔女っ子が、転んだ。
痛そうに足を抱えて、転んだまま。
ビデオを止める。
足をひきずった魔女っ子が、ベンチへ連れて行かれる。
最後の試合なのに・・・。

手当てを受けた魔女っ子は、ベンチで、くやしそうに試合を見ている。
これが最後の試合なのに・・・。

すると、魔女っ子が、足をひきずりながら、コートに戻ってきた。
「えっ?」
ゴールの前に立ち、そこで試合を続ける。
守りはできないが、そこでシュートをするのを待っている。

チームメイトが、魔女っ子に、パスをわたそうと、がんばってくれる。
1度目のシュート。
失敗。
2度目。
「入った!」

間もなくして、ゲーム終了のブザーが鳴る。
魔女っ子のチームは、勝利した。
チームメイトが、みんなで魔女っ子をかばい、喜び合っている。
感動して、涙が出そうだった。
ほかのお母さんたちも、
「うるうるするわ」
と。

魔女っ子のケガは、足首で、かなりはれている。
骨折しているかもしれない。
来週の水泳の試合に出られるかどうかも心配。

でも、なぜだか、後悔の残らない試合だった。

あとで訊くと、魔女っ子、
「痛くないから、出ていい?」
と、チームの先生にいったのだそう。
最初は、ダメだといっていた先生が、たぶん、時間も見てのことだろう。
試合に出させてくれたのだそうだ。

最後の最後の試合。
忘れられない試合になった。

最新の画像もっと見る