おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

優勝

2017年07月04日 | 詩吟
一昨日の日曜日は、詩吟の本命の大会。

朝は、声が出ないので、早くに起きて、橋の上まで車で行き、30分と少しの声出しの練習。

服装も厳しいので、礼服を着ていく。

暑い。

今日は、30度越え。

8時半過ぎに、十三まで送ってもらい、先輩と合流。

豊中でバスを待っていたら、また違う先輩も来た。

みんなで、バスに乗る。

会場について、少し練習。

先生と会い、指導してもらうが、

「先生、これ以上、声出したら、無理です」

出番が早いので、早々に切り上げてもらう。

新人なので、一番早くて、出番は9番。

緊張して、途中から、全身震えたし、息継ぎを一か所失敗してしまったが、なんとか歌う。

あまりの緊張に、舞台から降りたら、くらくらした。

が、この結果が、3位までに入り、決勝進出へ。

びっくりしてしまった。

壁に張り出された自分の名前・・・。

ところが、いつも仲良くしている、しかも、連勝のMちゃんが、誤読でしっかくというハプニングが・・・。

優勝を期待されていて、本人自身も、この大会にかけていただけに、会場のどよめきに、言葉もない気持ちに・・・。

お弁当を食べて、午後の大会が終わると、いよいよ、決勝戦。

決勝戦の順番を決めるくじ引きがあることも知らなかったので、遅れていくともうおわっていて、

「6番になったから」

と、言われる。

一番ラストだ。

ラッキーだった。

椅子に座って、順番を待つ。

初段も一緒だと聞いたので、絶対、優勝はないと、少々、リラックス。

ちゃんと、歌えた。

戻るとき、8段の先輩に、

「惚れたわ」

と、言ってもらう。

絶対、優勝はないと思っていたので、終わって、ホッとしていると、

「優勝」

と、名前が呼ばれた。

隣にいた先輩が、

「やった!」

と。

新人は、新人の3人の中から優勝が決まるということだったらしい。

「おめでとう!」

と、こんなに、いろんな人から声をかけてもらったのは、生まれて初めてかもしれない。

トロフィーと、賞状をもらう。

パパたちが近くまで迎えに来てくれていたので、祝勝会には参加せずに帰った。

いつも一緒に練習している同じ教室の人たちから、ほかにも、優勝や、入賞がいっぱいで、先生も喜んでくださったと思う。

Mちゃんのことだけが、本当に、残念でしかたない。

家に帰る途中、実家に寄り、差し入れや話し合いなどをしてから、買い物をして帰り、家族に祝ってもらった。

練習にがんばったことを思い出し、しみじみとした。

優勝という言葉が、こだまする。

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