新しいミシンを買ったんだよ~と自慢したら、
パッチワークのサークルの友人たちが
「ぜひ見たい」と言って、今日は遊びに来てくれました。
長い事、考えあぐねて決定してやっと購入した
ジャノメ HS-70という直線縫い専門のミシンです。
猫たちの反応は、
ピノは最初顔見せたけど6人様と大人数だったので
あわてて逃げだして、1回チラッと覗いて押し入れに逃げ込んでしまいました。
風花とルコは、影も形も気配さえありません。
それなのに、むっちゃんは、、、
リビングから長男の部屋に移動して、堂々と寝ていたが、
そのうちまたふらりとやって来て、ひとりひとりに寄って行きクンクンと匂いを確認。
「手出すと噛むからねっ、知らん顔しててね」とお決まりのお願いをして、
皆様固まっておりました、、、ご迷惑かけました(汗)
ひととおり、点検作業を終えて納得したむっちゃんは
「おばちゃんたち、まぁごゆっくり」と
偉そうに去って行きました。。
ところで、皆様が帰られたあとのむっちゃんを見に行くと、
次男のベッドで、
偉そうに爆睡されていました。
むっちゃん、人物面談ありがとうございました。
お疲れになられたのですね。。
最近はミシンの人気が高まっているようで、なんだかワクワクと嬉しいのです。
前からとてもミシンが好きで、ミニチュアミシンを細々とコレクションしていたり、
ミシンのことを考えるのが、好きなのです。
今まで使っていたミシンは、母が40年前に買ったものを実家にいる時から使っていて
結婚した時にもらってきたものですが、
いまだに健在で、せっせとよく働きます。
ボックスのカバーをはずし、
折りたたまれたプラスチック台を手前に倒し
ふたボックスを、パカッとはずして
ミシンにドッキングすると、大きな作業スペースになります。
ふたの内側に収納されている、5センチくらいの丸いプラスチックは、
ミシンの中に、セッティングして、色々な模様縫いやピンタックやスカラップなどが出来ます。
母は、オプションのアルファベットや刺繍のできる枠まで揃えていましたが、
42年間で、使ったのはたったの1回なのでした。
ネットで検索してみたら、ミシン修理屋さんがこのミシンについて書かれた文を見つけました。
修理に出されていたミシンの写真。
■ジャノメミシン 680型 ダイヤルスーパー70
■1970年 48000円
■大阪万国博覧会 エキスポ70を記念して発売されたミシンです。
高度成長期の真っただ中。品質は抜群。。
現在とは違いコストダウンなんてことは考えない時代だったので劣化部品などはありません。
オールスチール製ミシン
モーターのゴムベルトでさえ劣化しません。 スーパーミシンです。
前は、重たくて糸通しが面倒で、生地ごとに糸調子が難しく、注油箇所が山ほどあって
「もういやや、買い換えたい。分厚いのはきれいに縫われないし」
と、ずっと不満があったのです。
でも、カムを入れ替えたり、ダイヤルを切り替えたりを手動でして、
今のコンピューターミシンと同じことが出来るのが、子どもが好きな合体ロボットのようで
なんだか面白く、こんなに良く出来たミシンやったんや~と、びっくりしている。
フットコントローラーの具合も、
新しいのと縫い較べると、自分の手足のように使いやすいのに気が付き、
愛着がわき、新しいミシンと使い分けしながら、
大切に使っていこうと思っています。
3台目は、2本糸のロックミシンです。
これも30年間壊れずに、
たまにではありますが、大事な働きをしてくれます。
今はバッグをよく作っているので、出番がありませんが、
そのうち、簡単な服作りをしたいなぁと思い、その時には又出番が増えることでしょう。
この間作って、猫ボランティアさんのフリマに送らせてもらった第二弾のバッグとポーチ。
年上のいとこに送った、大容量の布バッグ
色々と気持ちがしんどかったけど、
好きなことをして、だんだん明るい方に向いていけるように感じます。