今回、私は自分の猫を探すために、必死でした。
これまで越えられなかった壁を、ひょいと超えてしまっていました。
知らない人に話しかけ、交渉し、人の目など気にせずに歩き回り
血相変えて捕獲器を抱えて走り、大勢の人に知ってもらうために、
名前が知れ、目立つことさえいといませんでした。
そして歩きながら考えました。
もし風花が帰ってきたら、それでいいとは思うまい。
自分の猫さえ幸せならいいなんて思ってはダメだと。。
風花がいなくなった日は、私の誕生日でした。
そこでダンナに先日「お誕生日のプレゼントもらってないよ~」と言ったら
「好きなもの買えばいいやん」と鷹揚なお返事。 ふふふ
お言葉に甘えて買わせてもらいましたよ
これまで ダンナに気兼ねして買えなかったもの
踏みこみ式で安全、軽くても閉まり、ケージにもなる優れものです。
ダンナは「こんなん買ってどうすんの!」と言いましたが
風花のことで乗り越えるハードルが下がってしまった私。
「そこらでお腹の大きい野良猫を見かけたら、走って行ってこれで捕まえて
手術に連れて行くねん」
「お金はどうするの」とダンナ。
「ボランティアと思ってアンタが出せばいいやん」とふてぶてしいこの私。
「なんで、うちが、そんなこと。。。」と、ダンナ唖然。。。
でも、サッカーの試合を見てる時以外は、基本優しい人なので、
そこまで言うんやったらもう、しゃぁないな、、、と諦め入ったご様子。
大好きなパッチワークサークルの友人に、ブログ彩云追月のごんはは様の小学生だった息子さんが
まとめた素晴らしいレポートをプリントアウトして「ぜひ見て頂戴」とお願いしました。
猫に関してはごく普通の人の感覚、でもとても頭の良い方なので、受け止めてくれるかなぁと思いました。
初めてこんなことお願いしてみて、でも気持ちよく持って帰ってくれました。
それから以前から野良猫に困っていると、言っていた友人には「町会長さんのための野良猫学」という
読み物をプリントアウアウトしてお渡しし、
「私にも、何かお手伝いできるかもしれませんから」と伝えました。
この間、家から離れた駅のそばで顔をじっと見る人がいて
?と思っていたら、その方が「良かったですね」と話しかけて来ました。
私、やはり顔をさしているんだ~ だからもう、人目を気にするのはやめました。
ダンナにそう言ったら「今までやって人のこと気にしたことないやんか」って。。