年が明けて10ヶ月前のことがいろいろ解って来たのだが、中でも政府の中枢が対策会議の会議録を作っていなかったということが判って来た。議事録が残されていないから当時の担当各省が何を問題点と考えていたかも、どのように対策を立てたかも全く解らないし、後世の参考にも成らない。何にも中身の無い会議であったとしても反面教師的な利用の仕方が出来るものだが、それすらのぞめない。
そしてやっと原子炉内部の様子(ほんの一部)を写した画像を見ることが出来たが、このような具体的な調査に踏み出すことが出来ない情況を作りだすのが原子炉事故だという認識が全く欠落している安全委員会や保安院であったことが具体的に暴露された。予備電源とか二次回路とかを設けておくべきことが前年の10月に指摘されながらも、スルーされたとは全く信じられないし、この無神経さは驚くべきことだ!。
少し前の情報では非常事態が起きた場合に押すべきボタンが設置されていたのだが、その部分の訓練はこの数10年間されたことが無かったと云う。事故が起ってからも水を掛ける手段が消防のホースだったりヘリで空中の高所から掛けるなど、プラモデルかジオラマ程度の手法だった。いずれも事故の過小評価と再利用の可能性を高く計算していたのだ。東海村にある原研では当時1000人以上の職員が10日間にわたって自宅待機を命じられたそうだ。その理由が「施設に電気が来ない=トイレが使えない=だから休ませた」という三段論法だったそうだ。
結局民主党は分析が出来ず対策がとれず具体的に動けない政党であることを多くの人に速く気付いてもらいたい。被災地の多くの人びとは収入もままならず特にお年寄りで仮設住宅に一人で居る様な方々は新聞もパソも無いから、上記のような事どもはなかなか伝わらないであろうから一番の被害者が現実を知らないと云う矛盾した情況なのだ。
そしてやっと原子炉内部の様子(ほんの一部)を写した画像を見ることが出来たが、このような具体的な調査に踏み出すことが出来ない情況を作りだすのが原子炉事故だという認識が全く欠落している安全委員会や保安院であったことが具体的に暴露された。予備電源とか二次回路とかを設けておくべきことが前年の10月に指摘されながらも、スルーされたとは全く信じられないし、この無神経さは驚くべきことだ!。
少し前の情報では非常事態が起きた場合に押すべきボタンが設置されていたのだが、その部分の訓練はこの数10年間されたことが無かったと云う。事故が起ってからも水を掛ける手段が消防のホースだったりヘリで空中の高所から掛けるなど、プラモデルかジオラマ程度の手法だった。いずれも事故の過小評価と再利用の可能性を高く計算していたのだ。東海村にある原研では当時1000人以上の職員が10日間にわたって自宅待機を命じられたそうだ。その理由が「施設に電気が来ない=トイレが使えない=だから休ませた」という三段論法だったそうだ。
結局民主党は分析が出来ず対策がとれず具体的に動けない政党であることを多くの人に速く気付いてもらいたい。被災地の多くの人びとは収入もままならず特にお年寄りで仮設住宅に一人で居る様な方々は新聞もパソも無いから、上記のような事どもはなかなか伝わらないであろうから一番の被害者が現実を知らないと云う矛盾した情況なのだ。