国内のいわゆる有名著名なレストランや食事処で事実と違う表記をし、客に提供された実際の食材はワンランクもツウランクも下の食材が使われたと云う間抜けで強欲な商法が暴露された。この種の行為は結構長い間行われていたようだが、まさにデフレスパイラルと同期している。
変にブランド志向に走り、佳い物を見抜く力も無い庶民が〝老舗とか著名〟だとか、実態を伴わないラベルに釣られて〝その時だけでもリッチな気分〟を手に入れただけだ。私はこの状態を《商売人に踊らされる》と表現している。
そもそもrestには静養・保養・養生などの意味が在るが、正規の物を使えば価格(経費)が上がると云う事から、中には安い外国産を使用して誤摩化して知らん顔をしている向きも有ると思える。何処かの国のように食品の安全面に無頓着な産出国も有るから、充分気をつけるべきであろう。このような現象が一般の普通の食品にも既に起こっている事を早く認識するべきであろう。