私は1950年生まれだが、中高での日本史では「幕末と明治新政府辺りまでは試験に出るから遣ります。進め方としては古代から遣ります」ということで日本史を教わったが、いま考えると私たちが学童や生徒だった頃はまだ、いわゆる東京裁判にかけられた方々の遺族たちがご存命だった。ほんの10年20年前に命懸けで闘ってこられた方々本人やご遺族が沢山存命である時代に、悪かったとか責任を追及する(結果的に)ような学習傾向は自然と避けたのであろう。かといって、米国が支那と結んで日本を資源不足に追い込んだと、正面切ての正論を教えられるわけもなく、仕方なく選んだ方法が時間切れで触らない方法だったように思う。
それが闘いに行かれた方達への礼儀であり思いやりでもあったし、教える立場の人達も戦場を経験されてたりしたから、無理もないと思う。
ただ、時間が経過してその頃とは状況が変わったのだから、本当のことを公開する流れを作るべきで、近隣諸国の昨今の動きを見ればそういう時期に来たと私は思う。
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