安倍総裁が米国から帰国後、マスコミも政府関係者もTPP参加の方向で動き報道もされているが、本当に「聖域」と云われる物を相手が認めるのだろうか。
日本にとっての聖域は農業とか米だけではない。
日本という国の根幹に関わる文化や伝統を大切にしながらお互いの平和と共存を願うなど、日本人が元々持っている豊かな心情や感性などの部分をも永い時間をかけてスポイルする法律やシステム(ISDやラチェット規制=契約した内容を元へ戻して無効にすることを認めない規制etc)を持ち込もうとしている。法曹界や商業分野への進出と占有化(弁護士などを進出させてさまざまな分野で係争を起こさせ、用語を全て英語化して投資者有利な判決に導く)。
もともと東南アジアの新興国が協力し合う目的だった所へ米帝がくちばしを挟んで、弱小国を取込む方策に出た(現状の米帝経済はそこまでどん底だ)。このような構造を誤摩化すために日本を巻き込んで、さも環太平洋の国々と協力を貿易するかの如き印象を演出している。
日本でTPPに無条件で賛成を表明する連中は、これに気付いていないか鼻薬を効かされた愚者たちで、どうしてもTPPに参加すると云うならば、「聖域」という護るべき分野を放棄しないという覚悟を持たなければこの愚なシステムとは向き合えない。
中国が水やレアアースなどを求めて東南アジアに進出し、やがてチベットやウイグルなどを我が物にしたのと同様に中国共産党の物にしようと画策しているのに対抗する方策でもあり、かっての冷戦が現今は米と中の間で火花を散らしているのだ。
最近の番組で西田議員や三橋氏/勝谷氏が出ていた番組
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