
今日は吉田志門さんの(町イタ)リサイタルで町田市民フォーラム。
心から偽りなく言える。真に素晴らしいリサイタル。
盟友・碇大知さんのピアノで歌った最高の歌曲のマチネ、だった。
プログラムはフォーレと木下牧子さんの作品15曲。
圧倒的に美しく、格調高かったが、その一方で情熱ほとばしる熱唱だった。
なかでも吉田さんが楽譜を見て感激し、作曲家にその思いを伝えた「歌曲集・いちばん好きなひとに伝えたいこと」5曲の素晴らしさは、どう書けばいいかわからない。
その終曲「死ぬまえにおじいさんのいったこと」を歌い終えたときの、彼の表情が目に焼き付いた。
ドイツ在住、RIAS室内合唱団に籍を置き、ベルリンフィルとの共演やメルケル首相の前での奉唱などこの2、3年の活躍は目覚ましく。
来月のバッハコレギウムジャパン定演「秋のカンタータ〜大天使ミカエルの祝日〜」のソリストに招聘され。
そしてこの度のご結婚。
2022年はホントビッグイヤーになりましたね。
おめでとうございます。
今後のご活躍、そして吉田さんの未来がどこに向かうのか、楽しみです。







