Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

日本勢の活躍で見応えあった新国立のドン・カルロ

2021-05-26 21:10:00 | 新国立劇場オペラ
今日は新国立オペラ・ドン・カルロでオペラパレス。
初日を観た多くの方が言われてたように何と言っても、高田さん、小林さん、妻屋さんの3人が大活躍。見応えあるドンカルでした。
3幕王妃に愛されていないと嘆く妻屋さんは出色。
このオペラタイトルはロドリゴ? って思うような観せば、聴かせどころを高田さんはすべて完璧に決め。
小林さんは何もかも素晴らしかったけど、5幕「世のむなしさを知る神」でオペラパレスを圧倒。圧巻でした❗️

この日本勢に比べ、ジパリはいまひとつ魅力がなく。歌はいいんだけど、何だろ、容姿、仕草というか身のこなし、表情なんかが....。黒っぽいブレザー姿に見える衣装も1人だけ現代風でおかしくないか? で、感情が入っていかない。城さんがやった方がグッと胸に迫ったんじゃないか。

外国勢ではアンナが良かった。ろくなエボリ公を見てないからか。歌も芝居も容姿もすごくフィットしてた。

全体では、期待がすごく大きかったせいもあり、ちょっと物足りなさも。
最初に2人が出会って恋に落ち、幸福の絶頂から絶望に一変するシーンが全て割愛されていた。
から、いきなりカルロに嘆かれてもって感じはあり。
ラストの、カール5世が降臨してカルロを救う場面も、ちょっとあれではわからない。

とはいえ、城さんや大塚さんや松浦さんら日本勢はみんな良く。
新国自慢の合唱団は凄くって。大音絵莉さんらがメンバーなんだから当然だろうけど。
マエストロ・カリニャーニの指揮で東フィルもなかなか良く。

やはり、今日のドン・カルロは良かったし、見応えあったし、楽しめました。

番外編
夏祭クラシックでご一緒したふしみはつえさんがいらしてて、しばし談笑。
彼女は大音さんがわかったと言ってました。顔が小さいから(笑)





































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