「傾国のラヴァーズ」

ボディーガードの翔真は訳有の美青年社長・聖名(せな)の警護をすることに…(閲覧者様の性別不問) 更新情報はX🐦にて

■小説「傾国のラヴァーズ」75・聖名とドキドキ

2023-10-26 06:52:00 | 傾国のラヴァーズその61~70
 俺が着替え終わるとすぐに聖名は部屋に飛び込んできた。

 そして後ろから しがみついてきて 俺の肩に頬をのせた。

「本当に 翔馬のベッドに泊まって行っていい? 本当に何もしないから」

 はしゃぐ聖名に、 俺はありがたさを感じた
 俺はうまい言葉も出てきはしない

「あ…うん 泊まっていってよ」

 何しろ 俺はどうしていいのかわからないから。

 まあ 少しは聖名何かして欲しい気もしてきていたのだが。


 ベッドでは聖名を壁側に寝かせた。

 もう 聖名の方も緊張した表情で うつむいている

 俺もずっと心臓がドキドキしっぱなしだ

 でも聖名は無言…

 俺も無言…

 これは俺の方から 何かすべきなんだろうか。
 

 でも俺は普通の男女の恋愛 ドラマや映画みたいなものしか見たことがない。
 やっぱり男同士ってあんなこととかするんだろうか

 ただ聞いたことはあるが、男同士ってあんなこととかするんだろうか。

 いや何より好きと言ってきたのは 聖名だったのだが。

 そして、俺もそれを受け止めたのだが。




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