皆さん、こんばんは!🤍
森川ゼミ2年 安田が担当致します!
先日、日本各地で急な寒さが襲いましたね⛄️❄️私は、東北出身ですので、埼玉県で雪を見ることができてとても嬉しいです!皆さんも今後の寒さに引き続きお気をつけください🌨🍃
さて、今回は、私が卒業レポートで取り組んだ研究についてお伝えしたいと思います。
私が卒業レポートのテーマとしたものは、【地方空港と首都圏空港それぞれの差別化】というものです。ここでは、「なぜ、地方空港と首都圏空港の比較なのか」をお伝え致します。
まず、私が初めて1人で飛行機を利用したのは、小学3年生の頃です。そのきっかけは、東日本大地震の影響で避難経験をしたということです。福島県生まれ・福島県育ちの私は、東日本大地震の影響で北海道へ避難しました。その時利用した空港が福島県にある福島空港と、北海道にある新千歳空港です。幼いながらにも、福島空港と新千歳空港の大きなギャップにとても驚きがありました。
小学3年生の頃まで、空港は福島空港しか訪れたことがなかったので、他の都道府県にある空港も同じ規模で同じ人の量、同じ便数だと思っていました。それが、新千歳空港に着いた途端に覆されました。新千歳空港はハブ空港ですので、羽田・成田・福岡と並んで、利用者数がとても多いです。利用者の多さももちろんですが、なんと言っても滑走路や飛行機の多さも、空港施設自体の規模の大きさも圧倒的に福島空港より大きかったのです。航空知識も何もない小学3年生の頃の私には、そのことがとても驚きでした。その反面、福島空港から乗った時の客室乗務員の方が、泣いている私に優しく声をかけてメッセージカードやお菓子をくださったことを今でも鮮明に覚えています。
これらが主な理由で、地方空港と首都圏空港では、どのような差別化が施されているのか気になったので卒業レポートの調査として行いました。
埼玉女子短期大学へ進学し、エアライン・ホスピタリティコースで航空知識を蓄えた上で、そもそも地方空港と首都圏空港では、利用者による目的がそれぞれ違うことが分かりました。
実際に、航空知識がない10代から20代にアンケート調査をしてみたところ、そもそも「近場での公共交通機関」と「遠出での公共交通機関」の利用の仕方が違いました。それこそ、近場だと電車や新幹線。遠出だと飛行機、特に海を跨ぐ移動だと必ずと言っていいほど皆さん飛行機の利用をしていました。
これらを踏まえて、公共交通機関のひとつとして飛行機を多く利用してもらうには、首都圏空港ではもうすでに商業施設が整っている場合が多いので、空港でのイベントを催すことや新しいお店を出店することがひとつの手段だと言えます。地方空港だと、「地方」を武器にして、その空港でしか手に入れることのできないグッズやお土産を作る・増やすことで、飛行機を利用する人だけではなく、空港に来てイベントに参加したり、物を買ったりするということが増え、それが飛行機利用に繋がるのではないかと考えました。
長くなりましたが、卒業レポートの作成を通して、それぞれの空港の差別化や、アンケート調査を元に、自分なりに今後の航空業界の活性化を考えさせられることができました。✈️⭐️今後も、この調査に考えさせられた経験を元に広く視野を広げていきます!
ご清聴ありがとうございました!🤍