検証:アマンタカホテル (12)
「でも僕は今回仕事の関係で・・・(省略)・・・アマンタカというとびきり豪華なリゾートホテルに泊まらせてもらった。
・・・(省略)・・・美しく静かで、どこまでも清潔で品が良く、広大な緑の中庭があり、まるで別天地のようなところだ。
大きなスイミングプールとチャーミングなレストランがついている。」
(文藝春秋刊、単行本P161)
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ルアンパバーンで最も大きなシェントーン寺院に匹敵するぐらいの広大な敷地を持ち、
アマン・リゾーツが運営する超セレブ御用達のホテルで、
中庭を囲むようにスイートタイプの客室が並んでいる。
大きな囲いの中に、手入れが行き届いた緑の芝生があり、
竹の塀で目隠しされていて、中の様子は覗いできない。
村上春樹大先生が、お泊りになられたホテルを一目見たいと思い、
皇居に参列する面持ちで赴いた。
2ヶ所入り口があり、それぞれ制服を着た、屈強なガードマンが2人ずついて、
正面入口から入って行こうとしたら追い出され、「見学したいんですが
(I would like to see the inside of hotel.)。」と話したが、
ダメと制止された。
せめてホテルの写真を撮ろうとしたら「ダメ!ダメ!」と一喝された。
ホテルの写真を撮ろうとして、威圧的な態度でダメと制止されたのは初めてだ。
至る所に、監視カメラが設置されていて、セキュリティーは万全だ。
ルアンパバーンでは一泊30ドル~35ドルあれば、充分なホテルに宿泊できる。
村上が書いているような、簡単なゲストハウスなら10ドルも掛からない。
それでも、平均月収が28,000円に満たない、ラオス人にとっては結構な金額だ。
アマンタカホテルの宿泊費は、一泊1,050ドル~2,750ドルと
超ウルトラセレブだけが宿泊でき、一般庶民にとっては無縁の世界だ。
村上春樹自身が言っているように、別天地のようなところである。
宿泊客は一見、上品で教養がありそうだが、
「俺たちは特権階級だ。お前らとは違う。」と言った
鼻持ちならない顔つきの人たちである。
出版社丸抱えの、金に飽かした贅沢三昧の旅をして、
はたして庶民目線の旅エッセーが書けるのか?と思うが、
なる程、このようはホテルに泊まるから、上から目線の、
人を見下した文章が書けるのかと妙に納得してしまう。
アマンタカホテルを南東に少し歩いて、マノーマイ通(Manomai Rd.)を右に曲がったところに
「アッサリン食堂がある。」ここのラオス料理は本当に美味しい。
斜め向かいの食堂は「閑古鳥」が鳴いているのに、ここは地元の持ち帰り客であふれている。
是非、アマンタカホテル見学の折は、立ち寄りご賞味ください。(無料広告)
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アッサリン食堂
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調理風景
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海鮮焼き飯 約190円
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豚レグライス 約190円 スープも美味しい
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イエローヌードル海鮮焼ソバ 約190円
ちなみに、私がいつも宿泊するのが、ナムカン川沿いにある「サイナムカンリバービュー」ホテル。
一泊朝食付きで3,000円から4,200円、多少設備は古いが、
朝の托鉢を見学するのにベストポジションのたった20歩、ナイトマーケットに行くのも近い。
何よりもナムカン川のこんな素晴らしい眺めを見られるのは、このホテルだけ。
メコン川沿いにしろ、ナムカン川沿いにしろ、ほかのホテルはたいがい、木で視界が遮られる。
乾期はホテルの前に竹橋が設置され、観光名所となるので、
パンツ一枚でバルコニーで寛ぐわけにはいかない。(無料広告)
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サイナムカンビューホテル、風情あるコロニアル調の木造建築
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ホテルからの眺め
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乾期のみ設置される竹橋。
「でも僕は今回仕事の関係で・・・(省略)・・・アマンタカというとびきり豪華なリゾートホテルに泊まらせてもらった。
・・・(省略)・・・美しく静かで、どこまでも清潔で品が良く、広大な緑の中庭があり、まるで別天地のようなところだ。
大きなスイミングプールとチャーミングなレストランがついている。」
(文藝春秋刊、単行本P161)
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ルアンパバーンで最も大きなシェントーン寺院に匹敵するぐらいの広大な敷地を持ち、
アマン・リゾーツが運営する超セレブ御用達のホテルで、
中庭を囲むようにスイートタイプの客室が並んでいる。
大きな囲いの中に、手入れが行き届いた緑の芝生があり、
竹の塀で目隠しされていて、中の様子は覗いできない。
村上春樹大先生が、お泊りになられたホテルを一目見たいと思い、
皇居に参列する面持ちで赴いた。
2ヶ所入り口があり、それぞれ制服を着た、屈強なガードマンが2人ずついて、
正面入口から入って行こうとしたら追い出され、「見学したいんですが
(I would like to see the inside of hotel.)。」と話したが、
ダメと制止された。
せめてホテルの写真を撮ろうとしたら「ダメ!ダメ!」と一喝された。
ホテルの写真を撮ろうとして、威圧的な態度でダメと制止されたのは初めてだ。
至る所に、監視カメラが設置されていて、セキュリティーは万全だ。
ルアンパバーンでは一泊30ドル~35ドルあれば、充分なホテルに宿泊できる。
村上が書いているような、簡単なゲストハウスなら10ドルも掛からない。
それでも、平均月収が28,000円に満たない、ラオス人にとっては結構な金額だ。
アマンタカホテルの宿泊費は、一泊1,050ドル~2,750ドルと
超ウルトラセレブだけが宿泊でき、一般庶民にとっては無縁の世界だ。
村上春樹自身が言っているように、別天地のようなところである。
宿泊客は一見、上品で教養がありそうだが、
「俺たちは特権階級だ。お前らとは違う。」と言った
鼻持ちならない顔つきの人たちである。
出版社丸抱えの、金に飽かした贅沢三昧の旅をして、
はたして庶民目線の旅エッセーが書けるのか?と思うが、
なる程、このようはホテルに泊まるから、上から目線の、
人を見下した文章が書けるのかと妙に納得してしまう。
アマンタカホテルを南東に少し歩いて、マノーマイ通(Manomai Rd.)を右に曲がったところに
「アッサリン食堂がある。」ここのラオス料理は本当に美味しい。
斜め向かいの食堂は「閑古鳥」が鳴いているのに、ここは地元の持ち帰り客であふれている。
是非、アマンタカホテル見学の折は、立ち寄りご賞味ください。(無料広告)
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アッサリン食堂
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調理風景
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海鮮焼き飯 約190円
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豚レグライス 約190円 スープも美味しい
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イエローヌードル海鮮焼ソバ 約190円
ちなみに、私がいつも宿泊するのが、ナムカン川沿いにある「サイナムカンリバービュー」ホテル。
一泊朝食付きで3,000円から4,200円、多少設備は古いが、
朝の托鉢を見学するのにベストポジションのたった20歩、ナイトマーケットに行くのも近い。
何よりもナムカン川のこんな素晴らしい眺めを見られるのは、このホテルだけ。
メコン川沿いにしろ、ナムカン川沿いにしろ、ほかのホテルはたいがい、木で視界が遮られる。
乾期はホテルの前に竹橋が設置され、観光名所となるので、
パンツ一枚でバルコニーで寛ぐわけにはいかない。(無料広告)
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サイナムカンビューホテル、風情あるコロニアル調の木造建築
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ホテルからの眺め
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乾期のみ設置される竹橋。