13彌奴國：ミナ[実成miu na]
佐賀県吉野ヶ里町、神埼市、上峰町、みやき町が該当する
吉野ヶ里遺跡、舩石遺跡、詫田西分遺跡などがある。
図１２
吉野ヶ里遺跡の東隣が上峰町であり、三根郡に属していた。神埼郡三根郷は神埼郡三根村を分郡して成立した。場所は神埼駅の西側の城原川流域。
城原川の三根郷から上峰町あたりまで吉野ヶ里遺跡舩石遺跡を含む一帯はミネと呼ばれていたと考えられる。miu na⇒miu nai⇒mi neと変化したのではないか。
上古音では（mier nagミアー ナグ）、従来の読み方は「みな」
［実miu］本質・身・実・見［成na］秩序整然。
奴国は秩序整然とした国という意味になるが、邪馬壹国には沢山の奴が付く国がある。西○○とか新○○とか出身地名とか関係性を強調するために同じ名前を使うことが現代でも多くある。これもそのたぐいだろうと思う。
ミの奴国。奴国の分身という意味になるだろうか。7不彌國が「奴国の第二の分身」という意味であることから考えると妥当だと思う。
14好古都国：ポカタ[穂゜威垂po ka ta ]
佐賀県三養基郡みやき町が該当する
姫方遺跡がある。
図１３
上古音では（ hog kag tag ホグ カグ タグ）、従来の読み方は「こうこと」
[穂゜po］分霊、弥栄（いやさか）＝ますます栄えること［威ka］偉大な変化力［垂ta]溢れる
（分霊の）偉大な力が溢れ出て益々栄える国、ということになるか。
姫方遺跡の大半は弥生時代の嚢棺墓遺跡で あり、また古墳時代の墳墓である。姫方原周辺には相当大きな農耕集落がはやくから形成されていたものと推察されている。
姫方遺跡は弥生時代にはポカタといい、後に漢字を当てはめる際、何らかの伝説によって姫方（ひめかた）という漢字が当てられたのではないだろうか。
もう一つの案としては、ポカタに漢字に当てるとき、ポに該当する適当な漢字が無く、姫をピと読んで姫方（ピカタ）とした。後に、漢字の読み通りヒメカタになった、というのはどうだろう。
佐賀県吉野ヶ里町、神埼市、上峰町、みやき町が該当する
吉野ヶ里遺跡、舩石遺跡、詫田西分遺跡などがある。
図１２
吉野ヶ里遺跡の東隣が上峰町であり、三根郡に属していた。神埼郡三根郷は神埼郡三根村を分郡して成立した。場所は神埼駅の西側の城原川流域。
城原川の三根郷から上峰町あたりまで吉野ヶ里遺跡舩石遺跡を含む一帯はミネと呼ばれていたと考えられる。miu na⇒miu nai⇒mi neと変化したのではないか。
上古音では（mier nagミアー ナグ）、従来の読み方は「みな」
［実miu］本質・身・実・見［成na］秩序整然。
奴国は秩序整然とした国という意味になるが、邪馬壹国には沢山の奴が付く国がある。西○○とか新○○とか出身地名とか関係性を強調するために同じ名前を使うことが現代でも多くある。これもそのたぐいだろうと思う。
ミの奴国。奴国の分身という意味になるだろうか。7不彌國が「奴国の第二の分身」という意味であることから考えると妥当だと思う。
14好古都国：ポカタ[穂゜威垂po ka ta ]
佐賀県三養基郡みやき町が該当する
姫方遺跡がある。
図１３
上古音では（ hog kag tag ホグ カグ タグ）、従来の読み方は「こうこと」
[穂゜po］分霊、弥栄（いやさか）＝ますます栄えること［威ka］偉大な変化力［垂ta]溢れる
（分霊の）偉大な力が溢れ出て益々栄える国、ということになるか。
姫方遺跡の大半は弥生時代の嚢棺墓遺跡で あり、また古墳時代の墳墓である。姫方原周辺には相当大きな農耕集落がはやくから形成されていたものと推察されている。
姫方遺跡は弥生時代にはポカタといい、後に漢字を当てはめる際、何らかの伝説によって姫方（ひめかた）という漢字が当てられたのではないだろうか。
もう一つの案としては、ポカタに漢字に当てるとき、ポに該当する適当な漢字が無く、姫をピと読んで姫方（ピカタ）とした。後に、漢字の読み通りヒメカタになった、というのはどうだろう。
さらにも一つ。倭人伝の「好（hog)」にユマ仮名のポ［穂゜pou］を当て、「柄（pIaŋ）」にピ［日pi］を当てているが、これを取り換えることができるか。そうしたら好古都国：ピカタ［日威垂pi ka ta］になって、素直に姫方の漢字を当てることができる。意味も、「大宇宙の空から降り注ぐ力の流れが溢れる所」となり、意味も通りやすい。同じｐ音ではあるが、悩ましいところである。
15不呼國：プゴ[震゜子pu xou ]
佐賀県鳥栖市が該当する。
藤木遺跡がある。
図１４
上古音では（ pIuəg hagピウッグ ハグ）、従来の読み方は「ふこ」。
［震゜pu］第二［子xou］子
[子xou]は喉音でホともコとも聞こえるような音。
「プ」と「ふじのき遺跡」の「ふ」が一致する。
また、奴国に対して不彌国（奴国の分身）があり、同様に17姐奴国（小さな奴国）に対して不呼国（姐奴国の子＝分身）となるのではないかと考えた。
規模が大きい奴国に対しては分身である［実miu)］身。不彌国。
小さな奴国である姐奴国に対しては分身である［子xou］子。不呼国。
16姐奴國：チナ[少成tsi na ]
佐賀県鳥栖市、基山町が該当する。
鳥栖市柚比町・弥生が丘・今町・田代本町に油比丘陵遺跡群、安永田遺跡がある。
図１５
上古音では（tsiag nagチアグ ナグ）、従来の読み方は「そな」。
[少tsi]小さい[成na ]秩序整然
いくら探してもチ［少tsi］に相当する地名は見つからない。しかし、柚比遺跡群はかなりの大きさである。相当な勢力があったに違いない。
そこで気づいたのが奴国。チの奴国。ユマ仮名のチ［少tsi］は小さいことを意味する。小さい奴国。奴国を手本にした小さい奴国。なにか腑に落ちた。
また、その隣に位置する不呼国は姐奴国の分身という意味に取ることができるというのは、不呼国の説明に書いたとおりである。
17對蘇國：ツサ[積爽tu sa]
福岡県小郡市が該当する。
三沢遺跡がある。
図１６
三沢（みつさわ）遺跡の「つさ」が一致する。
上古音は（tuəd sagトゥアド サグ）、従来の読み方は「つそ」
[積tu]積み重なり[爽sa]聖なる場所
聖なる国という意味だろう。
15不呼國：プゴ[震゜子pu xou ]
佐賀県鳥栖市が該当する。
藤木遺跡がある。
図１４
上古音では（ pIuəg hagピウッグ ハグ）、従来の読み方は「ふこ」。
［震゜pu］第二［子xou］子
[子xou]は喉音でホともコとも聞こえるような音。
「プ」と「ふじのき遺跡」の「ふ」が一致する。
また、奴国に対して不彌国（奴国の分身）があり、同様に17姐奴国（小さな奴国）に対して不呼国（姐奴国の子＝分身）となるのではないかと考えた。
規模が大きい奴国に対しては分身である［実miu)］身。不彌国。
小さな奴国である姐奴国に対しては分身である［子xou］子。不呼国。
16姐奴國：チナ[少成tsi na ]
佐賀県鳥栖市、基山町が該当する。
鳥栖市柚比町・弥生が丘・今町・田代本町に油比丘陵遺跡群、安永田遺跡がある。
図１５
上古音では（tsiag nagチアグ ナグ）、従来の読み方は「そな」。
[少tsi]小さい[成na ]秩序整然
いくら探してもチ［少tsi］に相当する地名は見つからない。しかし、柚比遺跡群はかなりの大きさである。相当な勢力があったに違いない。
そこで気づいたのが奴国。チの奴国。ユマ仮名のチ［少tsi］は小さいことを意味する。小さい奴国。奴国を手本にした小さい奴国。なにか腑に落ちた。
また、その隣に位置する不呼国は姐奴国の分身という意味に取ることができるというのは、不呼国の説明に書いたとおりである。
17對蘇國：ツサ[積爽tu sa]
福岡県小郡市が該当する。
三沢遺跡がある。
図１６
三沢（みつさわ）遺跡の「つさ」が一致する。
上古音は（tuəd sagトゥアド サグ）、従来の読み方は「つそ」
[積tu]積み重なり[爽sa]聖なる場所
聖なる国という意味だろう。
